短大を中退したその後は、正社員に就職できないかもしれません。


短大を中退した65%が、正社員になれない人生を送っています。中退したならすぐに就職活動をしてください。

以下の図は、労働政策研究・研修機構が調査した結果で、「専門・短大・高専の中退者がどのくらいの期間で正社員になったか?」についての結果です。

短大中退者の中で正社員になれたのは、約35%のみです。
約半数の人が、 アルバイト・パート、派遣社員・嘱託などの非正規雇用 の仕事についています。

しかも非正規の仕事でもしっかり仕事をしているならいい方で、就業形態不明や未就業(ニート)の人は、約15%です。

短大中退後にフリーターになるのは、正直おすすめできません。

フリーターの人は、時間と共に正社員採用される可能性が減っていきます。

下記の図は、労働政策研究・研修機構(JILPT)で行われた第4回 若者ワークスタイル調査です。フリーターをしている期間と正社員就職した人の割合にを調査した結果です。

フリーター期間が1年以内なら就職率が男女の合計で60%を越えています。しかし2、3年もすれば40%で、5年もすれば20%です。正社員への道がどんどん厳しくなっています。

実は、企業の採用担当者は、あなたの年齢と経験、経歴を見ています。
企業がフリーターを正社員採用する際には、新卒の採用と同じく、あなたが就職したら成長してくれるのかを見ています。

企業が求めることが成長である以上、年齢が若いほど就職への意識が高いと捉え、正社員就職を歓迎します。

ただ就職できない人のほとんどが、就職活動の正しいやり方を知らないからです。したがって中退して就職活動をするなら以下の記事を読んでください。

短大を中退したことを面接や書類選考でどういえば良い?

短大を中退して就職したい人にまず知っていて欲しいことがあります。

実は、企業が採用したい人は、会社の利益に貢献できる仕事の出来る人であって、中退しているかどうかは、さほど重要ではありません。

会社が採用したい人とは、会社の利益に貢献してくれる人です。簡単に言うと会社の中で仕事が出来る人です。これは、中退した人でも新卒の人でも社会人の転職でも変わりません。

ただ中退や新卒などの未就業者の就職と社会人経験のある方の転職で大きく違うのが、即戦力になれるかどうかの違いです。社会人経験者は、即戦力になれる一方、未就業者の方は、すぐに戦力にはなれません。ここで中退の扱いが大きく変わります。

企業は、未就業者を採用する際には社員に投資をしなくてはいけません。要するに最初は赤字になりながらも、人を採用するのです。いつ黒字になるかというと採用した社員が成長し、戦力となり、活躍したときです。そこまで会社も我慢しないといけません。

我慢をしないといけないのは、会社だけでなく、採用された人も成果が出せるようになるまで辛い想いをしながら頑張らなくてはいけません。そこを乗り越えられるかを企業は心配しています。中退をしているということは、途中で学校をやめているのです。

その辞めているという理由が、短大が嫌だからやめたなどの消極的な場合、企業からけんえんされます。理由は嫌なことがあったらすぐにやめる人だと思われるからです。そういった人が中退のことを話す場合、かなり気を付けないといけません。

書類選考に通り、面接に行けたら、中退したことが原因で不採用になっていることはありません。

企業側は、論外の人とは、面接すらしたくないと思っている。

企業の面接を受けるという時点で、企業は、あなたを採用する気があります。人事の方があなたの履歴書と職務経歴書を見て、書類選考を通過させたのは、あなたに見込みがあると思っているからです。企業の方も毎日毎日忙しい中、採用する気のない人と会いたいと思っていません。

なので、中退したことにコンプレックスを感じていても、面接に行けていれば、伝え方次第では就職が出来ます。

後ろ向きな理由で短大を中退した場合、面接で反省をして行動をしていると言ってください。

中退理由が経済的な理由や、アルバイトなどに熱中して早く社会に出て活躍したいと思った方以外は、基本的に後ろ向きな理由で大学を中退していると思います。

その場合は、中退した経緯を正直に話して、そこから何を反省して今を生きているかをしっかり話してください。例えば、勉強が面白くなくて辞めてしまった場合は以下のような内容が良いと思います。

「私は高校生のときに将来のことを深く考えず短大を選び、それが原因で単位を落とし短大を中退しました。将来のことを深く考えるべきだったことや短大のリサーチをもっとすべきだったと強く反省しました。

ですので、今回の就職活動では過去の失敗を活かし、自分にできることを洗い出し、自分が長く働きたい会社を深くリサーチすることに注力しました。

リサーチの結果、御社の〇〇事業にとても興味を持ったため御社を志望します。また御社の業務をするにあたって△△の経験が不足していたと感じたため、現在✕✕をしてその経験を積んでいます。」

などです。

以上のような説明なら、自分の失敗を認めて、反省して行動をしている様子が面接官に伝わります。

短大中退したことを履歴書に書かなければ、学歴詐称です。入社後にばれたら解雇です。

短大を退学したことを隠すために、履歴書に嘘をついてはいけません。
履歴書は企業に提出する正式な書類です。短大を中退したのに書かなかったり、短大中退を卒業と書き換えて、履歴書を提出すれば、「学歴詐称」です。

入社後に学歴詐称が発覚すると、減給や降格などの懲戒処分が下され、最悪の場合は解雇されるケースもあります。

短大を中退した理由が、企業から見て、ポジティブなら履歴書に是非書いてください。

短大を中退した理由がポジティブなら、履歴書に短大を中退した理由を是非書いてください。履歴書に理由を書かないと書類選考の際に、企業の採用担当者が、あなたの事情を理解できません。

中退理由がポジティブ、ネガティブの境目は、中退した理由を企業の採用担当者が聞いて、学校のように、企業も就職したら辞めるのではないかと思うかどうかです。

学校を中退した理由が、ポジティブの例は、親の介護や家庭の経済的な理由などです。
それらの理由は、あなたが学校で良くないことをして、中退した訳ではないので、企業の採用担当者から見て、中退したことが悪い印象になったりしません。

もしネガティブな理由で学校を中退した場合、わざわざ履歴書に書かず、企業の面接官に聞かれたら話してください。

就職活動の仕方を知りたい方は、以下の記事を読んでください。

短大を中退した後は、どのような仕事が出来る?

世の中の仕事を分けると大きく4つに分かれる。

会社は、商品やサービスを提供して利益を生んで存続しています。
そうなると①商品やサービスを売る仕事、②商品を作る仕事、③サービスを提供する仕事の3つに分かれます。

ただ会社って法律を守ったり、税金を納めたり、人を探して雇ったり会社の存続のためにやらないといけない仕事も存在します。基本的には、上記の3つの仕事が会社を存続するために必要な仕事ですから、そういった人たちが自分の仕事に集中できるようにしないといけません。そういった事情もあり、会社をサポートする仕事が生まれます。

なので職種は主に、① 商品やサービスを売る仕事、②商品を作る仕事、③サービスを提供する仕事、 ④会社をサポートする仕事の4つに分類されます。

①商品やサービスを売る仕事

商品やサービスを売る仕事は2つに分類されます。営業職と販売職です。
営業職、販売職共に、最終目的はいずれも「商品を売る」ことです。

営業職と販売職の違いは、営業職だと家などの高い商品が売っていることが多いのに対し、販売職は、スーパーやコンビニなど安いものをたくさん売っている場合が多いです。営業職は、1つの物を売る力が必要な一方、販売職は、たくさんの人に商品を売ることがなります。

②物を作る仕事(エンジニア)

物を作る仕事には、色々な種類があります。ITエンジニア、家を作る施工管理、商品を大量に生産する工場員、デザイナーです。物を作る仕事の醍醐味は、やはり完成した時の喜びでしょう。

あなたが住んでいる家だって誰かが作っているからあるのです。自分が一生懸命作ったものが世の中で使われているときの喜びが

③サービスを提供する仕事(サービス業)

サービスというのは、商品など有形なものを提供するのではなく、無形なものを提供します。

例えば、ウェディングプランナー、スポーツトレーナー、塾講師・英会話教室の運営、児童指導員、介護、障碍者支援、ホテル・空港のスタッフ、キャリアアドバイザー、ツアーコンダクターなど様々です。

自分が良いと思えるサービスをお客さんに提供し、喜んでもらえることがやりがいです。
物を作る仕事やサポートをする仕事は、お客さんから直接喜んでもらえる機会が少ないですが、サービス業は、良い仕事をすれば、直接喜んでもらえます。

④会社をサポートをする仕事

事務職・管理職系職系の仕事は、主に企業を後方から支えるのが仕事です。
仕事としては、人事、経理、事務(一般事務、営業事務など)などです。未経験から就職するのは、かなり難しいです。理由は、バックオフィス系の仕事は、求人数自体がそもそも少ないです。

短大中退後の仕事について詳しく知りたい方は、以下をクリックしてください。

短大を中退しようとする人がよくする質問に答えます。

短大を中退した高卒になります。短大を卒業した方が有利なのではないでしょうか?

短大を中退することを引け目に感じる人がいます。しかし短大を卒業をすることと短大中退の高卒だとあまり差がありません。

将来、保育士、幼稚園教諭、栄養士などになりたくて、そのための資格をとるために短大を通っているなら卒業した方が良いですが、それ以外の方は無理して卒業する必要もないんじゃないかと思っています。

理由は、結局応募条件が、大卒かそれ以外かになっているケースがほとんどです。賃金でもそこまで大きな差がありません。

以下は、 厚生労働省が発表した、2017年賃金構造基本統計調査の結果をグラフにしたものです。

20~24歳の間では、高卒、高専・短大卒、大卒・大学院卒で平均年収が変わりませんが、その後は、大卒・大学院卒だけが平均年収が上がっていっています。

理由なく短大にすがっているなら、早く社会に出た、自分のスキルや能力をあげた方が賢明でしょう。

短大を中退した後に資格の勉強をしたり、専門学校、大学に行こうと思うのですが、良いでしょうか?

なんとなく資格をとったり、専門学校、大学に行き直すのは、おすすめしません。

就職の際に資格があると有利です。しかし注意が必要なのが仕事で必要な資格なら評価されるという話です。残念ながら就職先の仕事に必要のない資格は、評価されません。なのでまず自分が何をしたいのかを明確にしてから、それに必要な資格をとるようにしましょう。

これは、専門学校、大学に行くことも同様です。それらの勉強は、かなり時間がかかり、自分の年齢をあげてしまいます。就職においても、転職においても年齢はとても大切な要素です。

資格の勉強を頑張ってしたけど、それが社会から評価されなかった。もしくは大学に再度通い直したけど、それが評価されなかったなどになった場合は、今より更に正社員への就職が難しくなります。

アルバイトから正社員を目指すことは良いですか?

アルバイトや派遣では、正社員に登用されない可能性があります。

アルバイトの仕事を誠実にこなしている人なら、企業が正社員になることを歓迎してくれる可能性は十分あります。ただ正社員を登用したことがない会社は意外と多いです。以下は、正社員の登用制度と採用実績の有無です。

引用  労働経済動向調査(平成29年)

企業の正社員の中で約4割の人がバイトをして、企業の正社員に就職しています。

1番問題のは、正社員になれる確証がないことです。社員登用有の会社でも、 企業の状況によっては、正社員の採用をしないこともあります。正社員の仕事に余りがないと 正社員を採用できないのです。したがって正社員狙いでのアルバイトは、危険でしょう。

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