フリーターと正社員の違い【4選】から分かる、フリーターの将来…。


フリーターと正社員の違い① 自由な時間

フリーターは、自由な時間を取りやすいです。 アルバイトとして雇用されている場合は、労働時間や勤務日数の希望を出して働くケースが多いです。しかし正社員であれば休日は固定(交代制もあります)であり、休日日数も最初から決まっています。

そのため、フリーターの方がプライベートの都合に合わせて出勤日数を調節させて、働くことができます。副業をしたり、バイトを複数掛け持ちしたり、自分の夢や資格取得のための勉強時間を確保することも可能です。

とはいえ、正社員でも休みはとれます。

正社員になると全く休みが取れないかと言えば、そうではありません。休日出勤などであれば代休制度を利用出来たりしますし、夏や年末年始には長期休暇が与えられます。それに有給休暇といって、会社を休みながらお金がもらえる日もあります。フリーターが休みながらお金をもらうということは、中々できないのではないかと思います。

フリーターと正社員の違い② 年収

フリーターと正社員の違いに年収があります。以下の図は、厚生労働省が平成29年に調査した雇用形態による賃金の違いです。

以下が年齢と月額の平均賃金です。単位は万円です。

 正社員非正規社員
20~24歳21(万円)18(万円)
25~292420
30~342821
35~393121
40~443421
45~493721
50~544021
55~593921
60~643123
65~692821
生涯賃金 1億6980万円 1億1130万円

非正規雇用の人は、10年後、20年後にも年収は、変わらないですが、正社員は、年収が倍くらいになっています。生涯賃金も5000万円違います。

正社員には、ボーナスがあります。

正社員になると月給にプラスして会社の業績に連動してボーナス、賞与が支給されます。

その金額は月給の2、3ヶ月分です。多くの民間企業では、夏、冬の2回ボーナスが支給されます。支給日は企業によりますが、夏は6月または7月、冬は12月の場合が多いようです。

厚生労働省の調査によると、2018年度に民間企業で支給されたボーナスは夏が約38.4万円、冬が約39万円。合計すると年間で77.4万円でした。このボーナスがもらえるというのは、一つの大きな違いでしょう。

フリーターと正社員の違い③ 仕事内容

正社員とアルバイトでは、仕事の難易度が全然違います。

例えば、飲食店で、正社員として働いている場合、その店やアルバイト全体の管理を任されたりします。いわば店全体の管理なのです。なので社員がしっかりと働かなければ、店の売上に大きく影響を及ぼします。そういった責任のある仕事をやっています。

ところが、アルバイトの場合、 正社員の指示をそつなくこなせばお金がもらえる仕事が多いです。 というのも、そもそもアルバイトの仕事は、基本的にやる気があれば、誰でもできる仕事に企業は、設計しています。仕事を簡単にして、誰でも出来るようにするからアルバイトの人をたくさん採用できるのです。

フリーターの給与が低いのもこういった理由があるからです。世の中で必要とされる仕事の中で、なかなか他の人ができない仕事をやっていると、給与が上がるのです。企業側も世の中に多くいない優秀な人材が辞められると困るので、給与を渋々上げるのです。そういった仕事は、フリーターをしているとできないと思います。

教育制度も正社員の方が充実

正社員は長期的な雇用を前提としているので、教育コストを投下してくれて、高い研修を受けさせてくれたり、色んな仕事を経験させてくれます。 仕事も色んな人が教えてくます。それも全て将来的に活躍してくれてお金を稼いでくれると思っての投資です。

しかしフリーターの場合は研修を受けさせてくれるということはほとんどありません。しかも仕事を教えてくれることも最低限で、単純作業をさせられることがほとんどです。というのも長期的に人を採用しようという意欲が企業にないからです。

フリーターと正社員の違い④ 雇用の安定度、福利厚生の充実度

フリーターは、雇用が安定していません。アルバイトは、有期雇用といって、雇用期間が定められていて、契約更新をしなければ雇用は終了します。雇用を更新するかどうかは企業側が自由に決められます。なので、フリーターは簡単に解雇されやすいです。

しかし正社員は、無期雇用を前提にしていますので、簡単に解雇はできません。また正社員は法律で、 重大な過失がない場合に減給をしてもいけません。

ケガや病気、失業をした時も保証がない場合がある

フリーターの場合は、バイト先を複数にしていたりします。そうすると、正社員が当たり前のように入っている雇用保険や失業保険にも入っていない場合があります。

以上の保険は、もしけがや病気で働けなくなり、収入が一切なくなってしまった場合に助けてくれる制度です。

例えば、病気なって働けなくなったら、雇用保険に入っている正社員は、毎月の給与のの約50~80%が支払われます。 他にも会社が倒産などをしてしまった場合でも、今までの給与がもらえます。(上限は、決まっています。)

フリーターだと、収入が途切れてしまい、貯金を切り崩すしかなくなってしまう場合があります。そういった働き方は、かなり不安定なので、常に将来に対する不安を抱えることになります。

フリーターが年齢別に感じることを詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

中年のフリーターが感じる辛いこと

辛いこと① 同じだと思っていた人が違う世界の人に見える

先程も言ったようにフリーターと正社員だと給与が倍くらい違います。これはかなり大きいです。これだけ収入差があると、金銭感覚がまるで違います。日頃の生活の仕方も全然違います。

若いころは、自分と同じだと思っていた人が、数十年の時を超えて、会社の中で大きな役職を持っていたり、車・家・子供がいたりします。その時に自分の給料でいっぱいいっぱいなんて状況だったら、自分が人生で積み上げてきたものの小ささに愕然とすると思います。

ちなみにフリーターだと結婚するのがかなり難しいです。男性の場合、収入と結婚率は、ほぼ同じです。フリーターは、労働者の中で1番給料が少ない部類に入ります。そうすると結婚まで行きつく確率は、かなり低いです。

一方で、女性フリーターの結婚率は高いです。ただ結婚したら、一生幸せになれるかは別の問題です。女性のフリーターが結婚をした場合、家庭の収入源は、旦那さんになります。そうなると家庭内の力関係が旦那>妻になります。

そうなると何をされても文句が言えない状況になってしまいます。結婚して、しばらくたってから他の女性と浮気をしない確証はありません。相手が金持ちであれば、あるほどモテます。

辛いこと② 世間からの信用がない

20代、30代のうちはフリーターと言っても多めに見られていたとしても、40代にもなると流石に世間から白い目で見られます。

世間的な信用がないことで、車や家を購入する際のローンが組めなかったり、クレジットカードを作るといったことができなくなる恐れがあります。

もしかしたら、上記のものを使わないと思うかもしれませんが、賃貸が借りられない可能性もあります。アパートやマンションといった賃貸物件を借りる際、親が現役で働いているうちは保証人になってもらうい、借りることは可能です。

しかし、親が定年退職により仕事を辞めた場合は、家賃を払って生活が安定する程の貯蓄がある等の具体的な信用がない限り、フリーターの方は借りることが難しくなります。住むところが確保できない可能性があります。

辛いこと③ 出来る仕事が減ってくる

どこの企業も実績が同じなら、若い人が欲しいので、中年のフリーターが正社員になるのは、かなり難しくなります。人が入ってもすぐに辞めてしまうようなブラック企業のきつい仕事などしか残らなくなります。ただ正社員になれないくらいならまだましです。

歳を取ると、アルバイトですら採用してもらえない可能性があります。特に単純労働などの仕事は、体力勝負です。若い人の方が体力あるし、柔軟性が高いので、多くの人がそちらを採用したいと思います。職場でも同世代のフリーターは減り、居心地が悪い思いをする人は少なくありません。

辛いこと④ 将来や老後がかなり不安

フリーターは、雇用が安定していません。アルバイトは、有期雇用といって、雇用期間が定められていて、契約更新をしなければ雇用は終了します。雇用を更新するかどうかは企業側が自由に決められます。なので、フリーターは簡単に解雇されやすいです。

また社会保険にも入っていない場合も多く、自分が休めば収入が完全に途絶えます。毎月ギリギリの給料の中で、働くのでかなり苦しいです。体調不良、ケガなどで休みが必要な場合もその余裕がないのです。

また老後を生きていくには、貯金が数千万円必要です。60歳で仕事を辞めて、日本の平均寿命の85歳まで生きたら25年もあります。月々10万円の生活費だとすると、年に120万円は必要です。老後に必要なお金は、25年×120万円=3000万円です。したがって、3000万円あなたは、貯金をしないといけません。

国民年金をフルで払い続けてももらえるお金は、月々5万円です。支給年齢は、65歳くらいからなので、フルで国民年金を払っても、1200万円くらいにしかなりません。少なくとも1500万円~2000万円くらいは、自分で貯めないといけません。

そういった状況の中で生きていくのがフリーターなのです。
以下の記事では、中年フリーターへのインタビューがかかれています。興味があれば読んでください。

30歳以下なら、就職活動をしっかりやれば、正社員に大抵の人がなれます。

フリーターが正社員になる際、企業は将来の成長を考えて、人を採用します。

したがって、就職で大切なのは、仕事に対しての熱意と年齢です。
同じくらいの能力なら若い人が採用されます。なので若ければ、若いほど就職に有利です。

求人が減るのは、25歳、27歳、30歳です。それ以降だと未経験から正社員になるチャンスがほとんどありません。

なので30歳までは、フリーターから正社員になれる可能性はあります。もし、正社員になりたいなら、就職活動のやり方を書いておくので、ぜひ参考にしてください。

フリーターで正社員に就職しやすい人は、〇〇が出来る人です。

正社員として会社に採用されやすい人は、自分の目標を叶えるために会社に入ることが必要だと言える人です。

自分は何かしらのスキル、経験を会社に入って身につけたいでもいいですし、企業に正社員として、入社してからこういったことを経験したいでも何でも良いです。

企業に正社員として就職出来る人は、「将来〇〇をしたいから、今はこの会社に入って〇〇を経験しなければならない」という事が自分の言葉で言える人です。

会社に入社する目的を定めるには、自己分析、職種、業界、会社の理解が大切

就職とは、自分の過去の延長線上にあるものです。今まであなたがどんなことに興味を持ち、どのような行動をしてきて、様々な経験で何を感じたかが大切です。

例えば、今まで会社や個人の方に電話をして、営業の商談を取り付けるテレアポの仕事をしていたとします。

その時に自分でノルマを設定して、そのノルマを達成していく喜びを感じたのであれば、目標に向かってコツコツやるのが得意で、かつ人とコミュニケーションをとることに苦痛に感じない人です。

そういった人が、向いている仕事は、営業なので営業を目指すと良いです。職種が営業と決まったら、今度は会社や業界選びです。

ここで仮に就職先が土日休みが良いとします。そうなると企業向けに営業をする法人営業がおすすめです。法人営業では、自社のお客さんが企業です。一般的な会社は、土日休みで会社がやっていないので、自分の会社も土日休みになります。逆にお客さんが一般消費者なら土日は仕事で、平日休みになる可能性が高いです。

次に決めるのは、営業で何を売るのかです。人との出会いを大切にしたいと言うなら、企業の採用などを支援する人材業界が良いですし、お金を儲けたいなら今流行りのIT業界などがあげられます。今回はお金を稼ぎたいケースにします。

そうなると営業→法人営業(土日休み)→IT業界(金を儲けたい)→営業成績に応じて給与が上がる会社→第1希望A社、第2希望B社などが決まっていきます。それで就職活動のスタートです。

ほとんどの人が職種、業界、会社選びなどに一貫性がないから不採用になる。

就職活動で上手くいく人って数社~最大10社くらしか受けません、ちゃんと準備して行くからです。面接でも結構楽勝に答えられます。

どうして営業が良いの?→テレアポで数字を追いかけるのが楽しかった。
どうしてIT業界なの?→市場が拡大していて、今後仕事に困らないと思うから。
どうしてこの会社なの?→営業で頑張れば、評価していただけるから。

などです。
どんなことを面接で聞かれてもしっかり、就職先をよくよく考えてからうけているので、面接であたふたしません。なので結構すぐに就職が決まります。

就活が初めてならハローワークやエージェントなどの就職支援を頼んだ方が良い。

正直就職活動が初めてなら、ハローワークやエージェントなどの就職支援を頼んだ方が手っ取り早いです。理由は、求職者自身で自分に合った会社や業界、職種を選べないからです。

例えば残業が少ない方が良いと思っている人は、どの仕事が良いと思いますか?
事務と答える人がいるかもしれません。しかし事務は求人数が少なくて、中々就職できる人がいないので、答えとして微妙です。

未経験からでも十分できるインフラエンジニアと答えるのがベストな回答です。インフラエンジニアって仕事をあなたは、知っていましたか?

このように仕事や業界、会社の理解が少ないと自分の可能性を知らないうちに失ったりして損をします。したがってプロの就職支援を頼んだ方が良いです。

詳しい就職活動の仕方は以下を参考にしてください。