【重要な話】何歳までならフリーターをしていて良いという問題ではないですよ。


大前提として、フリーターでも良い人は目的がある人です。

フリーターをしていても問題ない人は、将来のことを考えながら計画的にフリーターをやっている人です。

フリーターのメリットはとにかく時間に融通がきくところです。このメリットを最大限活かしながら俳優、ミュージシャンを目指したり、公務員試験、資格試験に向けて勉強をしたりしている人などがいます。

こういった人が生活のために一時的にフリーターをするのは問題ないと思います。こういう人は、夢が叶えば、今とは全然違う風景が待っています。そうなると自然にフリーターを辞めると思います。

なので一時的にフリーターをしていても問題ありません。とはいえ、こういったタイプでも知っておいてほしいことは、あります。

フリーターは、30歳までなら問題ない?

よくフリーターは、30歳までなら問題ないと世間に言われています。

確かに30代になれば、企業は、実績を求め始めます。フリーターだと、正社員として何かしらの実績を上げたかというとあげていません。そうなると正社員になるのは、かなり厳しくなります。

ただ30歳になる途中の年齢でも、求人はどんどん減っています。フリーターを正社員枠で採用する際、企業は将来の成長を考えて、採用します。

したがって、就職で大切なのは、仕事に対しての熱意と年齢です。
同じくらいの能力なら若い人が採用されます。なので若ければ、若いほど就職に有利です。
求人が減るのは、25歳、27歳、30歳です。

25歳という年齢は、4年制大学を卒業した方なら「第二新卒」や「既卒」と言われるギリギリの年齢です。

24くらいまでなら、「実務経験はなくて当然」と企業が考えるので、人間性や仕事に対する熱意が重視されます。なので、企業は求職者を年齢で区切ったりせず、オープンに人を採用します。

その後、27歳くらいなるとある程度実績が欲しいと思われる年齢です。4大卒でも、社会人経験が5年になります。

1人前とはいかなくても、後輩に基本的な仕事を教えられる程度の実務経験は身につけてほしい年齢です。この時期に、正社員としての経験がないと採用したくないという企業がだんだん増えてきます。

そして、30歳を過ぎると未経験での採用をかなり控える企業が増えます。この年齢になると、人によっては役職が付いていてもおかしくありません。

「この転職で最後にしたい」と考えながら転職する人が多いのもこの頃です。現場での経験があるだけでなく、部下を率いて成果を出すマネジメント能力が求められ始めます。

高齢フリーターだと就職活動で疲弊してしまい、フリーターに戻りがち

年齢が上がると、フリーターになると就職の難易度が上がる理由のもう1つに否定的な印象を企業から持たれてしまうからです。

不採用が続くと、メンタルが折れそうになることがあります。

高齢なのに、アルバイト経験しかないと、「能力が低い人なのかもしれない」「何かしら人として、問題があるのではないか」と思われ、書類で落とされる可能性が高いです。

運よく面接まで行けても、

「今まで正社員にならないで何をやっていたのですか?」

などと厳しい質問をされて気持ちが折れてしまう可能性があります。

以上のように正社員へ就職できるチャンスが年齢と共に減ります。もし正社員になるなら早い方が絶対に得です。就職して失敗しても立て直しができます。

もし、正社員になりたいなら、就職活動のやり方を書いておくので、ぜひ参考にしてください。

フリーターのデメリットは、将来が安定しないからです。

デメリット① 給料が上がらない

フリーターの1番のデメリットは、給与が上がっていかないことです。以下の図は、厚生労働省が平成29年に調査した雇用形態による賃金の違いです。

非正規雇用の人は、10年後、20年後にも年収は、変わらないですが、正社員は、年収が倍くらいになっています。

フリーターにはボーナスもない

フリーターの収入にはボーナスもありません。日本では、正社員の解雇が法律上中々できません。企業が間違って人を採用し、その人に毎月固定で高い給与を払わないといけないという状況を避けるために、固定給を高くしボーナスで補います。

正社員であれば、基本給の2ヶ月分や3ヶ月分等のボーナスが年二回支給されます。もちろん企業、業績によっては、少なかったり、なかったりしますが、ほとんどの会社にはあります。

フリーターのデメリット② 雇用が安定しない

フリーターは、雇用が安定していません。アルバイトは、有期雇用といって、雇用期間が定められていて、契約更新をしなければ雇用は終了します。雇用を更新するかどうかは企業側が自由に決められます。なので、フリーターは不景気などで簡単に解雇されやすいです。

しかし正社員は、無期雇用を前提にしていますので、簡単に解雇はできません。また正社員は法律で、 重大な過失がない場合に減給をしてもいけません。

ケガや病気、失業をした時も保証がない場合がある

フリーターの場合は、バイト先を複数にしていたりします。そうすると、正社員が当たり前のように入っている雇用保険や失業保険にも入っていない場合があります。

以上の保険は、もしけがや病気で働けなくなり、収入が一切なくなってしまった場合に助けてくれる制度です。もしものことがあっても収入が一切なくなるということはありません。

中年フリーターの末路は、結構悲惨です…。

末路① 体力がなくなって働きづらくなる

中年とかになると、体力がどんどんどんどん減っていきます。時間を切り売りするフリーターには、体力が命です。時給が高い夜勤や力仕事をするために体力は欠かせません。

しかし年齢が上がれば上がるほど、体力は低下します。それでもお金のために働かないといけません。

アルバイトですら仕事が見つからないことも

歳を取ると、アルバイトですら採用してもらえない可能性があります。単純労働などの仕事は、体力勝負です。若い人の方が体力あるし、柔軟性が高いので、多くの人がそちらを採用したいと思います。職場でも同世代のフリーターは減り、居心地が悪い思いをする人は少なくありません。

末路② 世間からの目が冷たい

20代、30代のうちはフリーターと言っても多めに見られていたとしても、40代にもなると流石に世間から白い目で見られます。久しぶりに会う同級生は、家族や役職を持ち、年収も大分上。そうなると、何も積み上げていない自分に収入の面だけでなく精神的な面でも結構きつくなります。

信用がないといざというときに助けてもらえない

信用がないといざというときに、社会から助けてもらえないかもしれません。例えば、住宅ローンが組めなかったり、クレジットカードの審査に落ちたり、賃貸マンション、アパートの審査に落ちたり、男性なら結婚を断られる可能性が高いなどがあげられます。

特に賃貸マンションは、大きな問題です。年をとって家を借りようとしても年齢があまりに高かったり、貯蓄があまりにも少なかったら借りれない場合があります。

末路③ 老後の生活が不安

老後を生きていくには、貯金が数千万円必要です。65歳で引退しても、平均寿命は85歳なので20年です。月々10万円で生活しても1年で120万円。20年だと2400万円です。

こういった多額のお金を用意するのは大変です。なので年金を払って、将来は自分がもらえるようにするのです。

この「公的年金」が、正社員とアルバイトでは大きく異ります。正社員が加入するのは厚生年金で、フリーターの方は国民年金です。

65歳以降に受け取れる厚生年金の受給額が約15万円の一方、国民年金は約5万円です。しかも厚生年金なら、支払うべき年金額の半分を会社が負担してくれます。厚生年金は、安くなるのに額も大きいのです。

そもそも月々5万円しかもらえないなら、生活できませんから貯金がある程度必要です。その分の貯金をフリーターで出来ますか?

以下の記事では、中年フリーターへのインタビュー記事です。興味があれば読んでください。

フリーターから起業というのも可能ですが、現実的に厳しいと思います。

フリーターが正社員にならず、いきなり起業しようと思う方もいると思います。ただいきなりは、結構厳しいと思います。

というのも、正社員って会社の中の一部の仕事をしているだけなのですが、起業家だと特に最初の方は、なんでもやります。人を集めたり、資金を集めたり、製品・サービス作ったり、それらを売ったり…。

本当に多くのことをやらないといけません。1人社長として、フリーランスで活動するのもある程度技術力や営業力が必要です。それらがないとお金になりません。

なので、起業をするにしても、まずは就職をし、色々学んでから起業をするのもありなんではないかと思います。

なので不普通に就職活動をするのが現実的ともいえるでしょう。就職活動の仕方は、以下で解説していますので、興味があれば読んでください。