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高卒ニートからの就職は、結構厳しいというのが現実
厳しい理由① 高卒である
大卒の新卒と比べたら、高卒は就職で不利です。
理由は、企業が採用コストを下げるために、求人の募集を大卒以上にしていたりするからです。特に大企業とかの人気な企業は、人がめちゃくちゃ集まります。そこで、企業が効率よく、優秀な人を採用するために、募集条件として、大卒以上を設定しています。
もちろん、高卒の中にも優秀な人材がいることは否めません。ただ条件なしで全ての人と面接をするのは、手間がかかって大変です。また企業は、自分が採用したいレベルの人を集められれば良いくらいにしか考えていません。
高卒の天才1人を見つけるより、大卒のそこそこ優秀な人が採用人数分集まれば良いと考えています。なので足切りのような感じで学歴を募集条件に設定している会社もあります。
ただ勘違いをしてほしくないのは、人柄や能力を重視する企業もありますし、高卒で優秀な方もいるということです。
厳しい理由② ニートである
企業からしたらニートは、雇いづらいです。
企業は、人を採用する際に莫大なお金を払います。給料以外にも社会保険料なども企業は、払います。人を1人雇えば、毎月数十万円もお金を払わないといけません。
そのお金を投資する理由は、あなたがその後それ以上のお金を回収すると考えているからです。毎月給料以上のお金をあなたは稼がないといけません。
ニートをしていると、やはり責任のあることを日々要求されているわけではありません。したがって、社会の厳しさに本当に耐えられるのかと疑われてしまいます。
少しでも就活を有利に進めるには、早い行動を!
それともう1つ重要な話があります。
就職や転職は、年齢が重要だということです。確かに高校を卒業して、アルバイトの経験すらない人は、アルバイトを経験するのは、良いです。
しかし結局は、アルバイトは職歴としてみなされていません。なのでアルバイト経験がある人や正社員経験がある人は、早く正社員になった方が良いです。
というのも正社員になるには、年齢制限があります。就職も転職も年齢が若ければ、チャンスが広がります。
高卒ニートのタイプ別、社会復帰法
早く就職活動をした方が良いタイプ
①高卒後、正社員として就職した後にニートになった人
高卒ニートの就職で1番有利になりやすいのが、1度正社員になり数年働いた後、会社を退職してしまった人です。
とはいえ、何かが嫌になり会社を辞めたと思います。退職をしてしまった理由と今後そのようなことが起きないようにするには、どうすれば良いか考えると就活も上手くいくと思います。
また、空白期間についてどう説明するのかも重要です。空白期間が長ければ長いほど選考で厳しく見られます。採用担当に聞かれてもしっかり答えられるように、対策を練っておきましょう。
②高卒後フリーターを経てニートになった
高校卒業後、フリーターを経てニートになった方は、バイト経験が強みになります。
過去のアルバイトで好きだったこと、得意だったことを思い返しながら、志望企業を決めてください。どうしても分からない場合は、嫌な仕事は避けましょう。
過去のバイト経験を振り返りつつ、自分のやりたい仕事を考えてみましょう。就職を考える際にも役立つはずです。職業訓練や資格取得を考えてみるのも良いでしょう。
アルバイトでも良いので職歴がある人は、早めの就職活動を
高卒ニートでも、社会人経験があれば、同じ分野の仕事や、そこで培った経験を活かせる仕事ならできるかもしれません。
また正社員として働いたことがなくても、長期のアルバイト経験がある方であれば、そのことをアピールできるので正社員に就職できると思います。
そういった方は、なるべく早く就職活動をしましょう。就職活動の仕方を知りたい方は、以下をクリックしてください。
高卒ニートでもいきなり正社員は、厳しいと思う人
①高卒後すぐニートになった人
高校卒業後、すぐにニートになった人など社会人経験がない方は、いきなり正社員は厳しいです。なのでアルバイトなどの何かしらの実績を作りましょう。
基本的に就職とは、過去の延長線上にあります。アルバイトをして経験を積んで、さらに責任のある正社員の仕事になるというのが一般的です。
なので志望職種に関連した何かしらの実績を作りましょう。その手段がアルバイトでも良いし、それ以外でも実績をつめるものがあれば、それをしましょう。
資格の勉強は、あまりおすすめできません。
就職をする際に、資格をとったら有利になるのではないかと思い、資格の勉強をする人がいます。結論おすすめではありません。
就職の際に資格があると有利です。しかし仕事で必要な資格ならという条件付きです。資格の勉強を頑張ってしたけど、それが社会から評価されなかったというケースはあり得ます。
最悪の場合、資格は取ったけど、年齢だけが上がり就職が前より不利になるということもあり得ます。
なので資格の勉強をする際は、まず自分が何をしたいのかを明確にしてから、資格が本当に必要か調べましょう。
職歴なしの高卒ニートが就職する際、研修をうけることをお勧めします。
資格、職歴なしでも研修をうければ、8割が内定を頂けます。
職歴がない方、ニート期間が長い方、志望職種に関連する経験がない方は、無料で研修をうけることがおすすめです。
研修付きのエージェントなら、仕事に必要な経験、資格の勉強を無料でしてくれますので、就職活動の1歩目として使うことをおすすめしています。
研修を受けると、
「 自分は、御社の〇〇職を目指しています。志望理由は将来✕✕になりたいと思っていて、それを実現するのには、御社が一番良いと思っています。
とはいえ、〇〇職の経験や実績が十分ありません。すぐに就職はできないと思い、〇〇職の研修を数週間してきました。そこで△△の実績を残しました。なので御社に入っても頑張ります。 」
などと言えます。
詳しくは、以下のページを参考にしてください。
研修に行っても正社員に就職出来なかったら、アルバイトや派遣を経験しましょう。
研修付きのエージェントに申し込めば、8割の人が正社員に就職出来ます。しかし一生懸命通ったにもかかわらず、就職が出来なかった場合アルバイトや派遣を経験しましょう。
正社員に就職をしたいと思っているならアルバイトで時間を使うのではなく、研修を受けて早く就職活動をした方が早く社会人になれます。
しかしそれが出来ないなら、妥協案としてアルバイトも良いと思います。
3割の人は、アルバイトから正社員になれます。
企業の正社員の中で約3割の人がバイトをして、そのままバイト先の企業の正社員になっています。
正社員登用有の会社でも、 状況によっては、正社員の採用をしないこともあります。他にも社員登用有でも、フリーターを正社員として採用した経験がない企業もあります。
しかしながら選択肢がそれしかないなら、それも良い手だと思います。
高卒、未経験から出来るおすすめの仕事
①販売職
未経験から出来る仕事の代表例として、販売職があげられます。スーパー、デパート、アパレルなどの店舗を持ち、そこで品物や人を管理するのが仕事です。
基本的には、まず販売スタッフとして最初は入ります。そして仕事を覚えながら、接客をし売上を作ります。それで評価されると店長とか役職のある仕事につくのが一般的です。
販売職の良いところは、好きな商品を売れることとマネジメント経験が出来たりします。
アパレルなら好きな服を売れます。また若いうちから店長になってお店の管理をすることも可能です。
デメリットは、業界全体レベルで平均給与が低かったり、一般消費者が買い物をする土日に仕事をしないといけなかったりすることです。
アパレル販売員の仕事に興味がある方は、以下の記事を参考にしてください。
②営業職
営業職は、お客様に商品を売るのが仕事です。自社が持っている商材を買いそうな方に売り込みしていきます。販売職より売るのが難しいものを売ります。したがって高いスキルが必要です。
営業職は人を相手にするので、コミュニケーション能力が重視されます。また、営業職は個人の成績で評価されることも多いので、しっかりと結果を残していけば、学歴がなくてもキャリアアップできます。
もしかしたら、営業はノルマが厳しいなどの良くないイメージが強いかもしれません。しかし営業は、会社内でとても重要な存在です。結局会社にお金がなければ、会社は存続できません。したがって営業の求人はとても多いですし、出来る営業マンは会社でかなり重宝されます。
営業の仕事について詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでください。
③プログラマー
プログラマーは、高卒・未経験でも十分目指せる職種です。プログラマーとは、コンピューターを動かすプログラム言語を用いて、さまざまなシステムやソフトウェアを作る仕事です。
一般的には、システムエンジニアがシステムの設計書を作成し、それに基づいてプログラマーがプログラミングを行います。
最初は、テスターなどチェック項目に従えば、出来る仕事が主です。その後仕事の範囲が広がります。その後プログラミング言語を書くプログラマーだけでなく、システムの全体を考えるSEとかになったりします。
プログラマーは、考えるのが好きな人や新しい技術などの勉強が出来る人が向いています。詳しくは、以下の記事を読んでください。
未経験から出来る仕事について詳しく知りたい方は、以下をクリックしてください。
それ以外で未経験から出来る仕事に興味がある方は、以下の記事を読んで下さい。