職歴なしの既卒でも中小・ベンチャー企業なら就職出来ます。


職歴なしの既卒でも絶対にベンチャー、中小企業には入れます。

既卒は、新卒に比べて、正直就職に不利です。

新卒で就職活動をするのと既卒で就職活動をするのは、基本的に全然違います。新卒では、基本的に若手の人材を大量に抱え込む一括採用が基本になります。大企業、中小企業、ベンチャー企業が一気に採用を始めます。

一方既卒の採用は、新卒採用で十分な人材を確保できなかった企業や新卒入社した人が辞めた企業が採用活動をします。

したがって人気の大企業に入るなら、新卒しか入り口がありません。そういった企業は、新卒で採用したい人を確保できるので既卒や第2新卒を探す必要が基本的にありません。

大企業に就職するのは中々厳しくても、中小・ベンチャー企業には入社できます。

職歴なしの既卒の人でも就職はできます。理由は、人材不足の会社は世の中に山ほどあるからです。以下はリクルートワークス研究所が発表した従業員別求人倍率の違いです。

2020年卒の人は、2019年卒と比べて求人倍率が下がっています。とはいえ従業員数が300人未満の中小・ベンチャー企業は、求人倍率が8.62です。どういうことかというと求職者1人につき、内定が 8.62 社あるのです。そのうち就職するのは、1社だけです。

ということは、選ばれなかった7~8社の企業は、人の採用を継続しないといけません、そこでチャンスが回ってくるのは、既卒の方です。企業は新卒で人が採用できなった場合、次は既卒の検討を考えます。人手不足な会社は、今もたくさんありますから既卒の職歴なしの人が就職出来ないということはありません。

既卒の就職活動について詳しく知りたい方は、以下を参考にしてください。

とはいえ、1年間以上ニートだったとかは、いきなり就職活動はきつい

既卒の職歴なしでも空白期間に何もやっていない期間が1年以上あるとかになると就職が難しいです。ただ年齢が低ければ、空白期間が長くても許容される傾向があります。

とはいっても、空白期間が長いと就職活動もかなり考えないといけません。
以下にニート期間が長い人(1年以上)の就職活動の仕方も載せておきましたので、該当する人は、そちらを参考にしてください。

既卒の職歴なしは、ブラック企業にしか入れない?

既卒は、就職に不利だからブラック企業にしか入れないということはありません。どういった企業に入れるかは、もちろん年齢や職歴によるところもありますし、人気な会社を受ければ、採用の際には、競争になります。そういった条件下では、特別な武器を持っていない人は、厳しい結果が待っています。

ただ知られていないから人気ではないけど、実際に働いてみたら良いと思える企業もあります。特にBtoB企業が穴場です。新卒の就職人気ランキングでも、消費者向けのサービスをやっている会社の方がなじみがあるので、人気です。

トヨタは車だし、ANAは飛行機だし、三菱UFJは銀行だしみんなが当たり前に使っているから、多くの人が就職する際に選択肢の中に入ります。一方で、新卒3年後の離職率が0%のアイチコーポレーションや国際石油開発帝国というホワイト企業は、知っていますか?

要するに情報戦次第では、ホワイト企業に入れる可能性があります。
ブラック企業に入りたくない方は、以下の記事を参照してください。

既卒の職歴なしの人でもつける仕事とは?

世の中の仕事を分けると大きく4つに分かれる。

会社は、商品やサービスを提供して利益を生んで存続しています。
そうなると①商品やサービスを売る仕事、②商品を作る仕事、③サービスを提供する仕事の3つに分かれます。

ただ会社って法律を守ったり、税金を納めたり、人を探して雇ったり会社の存続のためにやらないといけない仕事も存在します。基本的には、上記の3つの仕事が会社を存続するために必要な仕事ですから、そういった人たちが自分の仕事に集中できるようにしないといけません。そういった事情もあり、会社をサポートする仕事が生まれます。

なので職種は主に、① 商品やサービスを売る仕事、②商品を作る仕事、③サービスを提供する仕事、 ④会社をサポートする仕事の4つに分類されます。

①商品やサービスを売る仕事

商品やサービスを売る仕事は2つに分類されます。営業職と販売職です。
営業職、販売職共に、最終目的はいずれも「商品を売る」ことです。

営業職と販売職の違いは、営業職だと家などの高い商品が売っていることが多いのに対し、販売職は、スーパーやコンビニなど安いものをたくさん売っている場合が多いです。営業職は、1つの物を売る力が必要な一方、販売職は、たくさんの人に商品を売ることがなります。

②物を作る仕事(エンジニア)

物を作る仕事には、色々な種類があります。ITエンジニア、家を作る施工管理、商品を大量に生産する工場員、デザイナーです。物を作る仕事の醍醐味は、やはり完成した時の喜びでしょう。

あなたが住んでいる家だって誰かが作っているからあるのです。自分が一生懸命作ったものが世の中で使われているときの喜びが醍醐味です。

③サービスを提供する仕事(サービス業)

サービスというのは、商品など有形なものを提供するのではなく、無形なものを提供します。

例えば、ウェディングプランナー、スポーツトレーナー、塾講師・英会話教室の運営、児童指導員、介護、障碍者支援、ホテル・空港のスタッフ、キャリアアドバイザー、ツアーコンダクターなど様々です。

自分が良いと思えるサービスをお客さんに提供し、喜んでもらえることがやりがいです。
物を作る仕事やサポートをする仕事は、お客さんから直接喜んでもらえる機会が少ないですが、サービス業は、良い仕事をすれば、直接喜んでもらえます。

④会社をサポートをする仕事

事務職・管理職系職系の仕事は、主に企業を後方から支えるのが仕事です。
仕事としては、人事、経理、事務(一般事務、営業事務など)などです。未経験から就職するのは、かなり難しいです。理由は、バックオフィス系の仕事は、求人数自体がそもそも少ないです。

未経験から出来る仕事について詳しく知りたい方は、以下をクリックしてください。

社会人経験のない、既卒が企業にアピールできることは何か?

既卒者には社会人経験や業務にまつわる知識・スキルがないことは、企業の採用担当者も分かっていますし、企業もそこには期待をしていません。企業の採用担当者が既卒に期待しているのは、入社後に成長して、企業の利益に貢献してくれる人材になるかどうかだけです。

したがって企業が既卒を採用する際に重要にしているのは以下のようなことです。

  • 出来る人の意見を素直に聞け、成長出来るポテンシャルを持っているか?
  • 入社意欲が高く、入社後に辛いことがあっても頑張れる人材か?
  • 企業で実際に働いても、周りの人や求職者自身に良い影響があるか?

もちろん企業によって、細かな採用基準は異なりますが、多くの企業採用担当者が共通して、チェックしているのは上記のようなものです。

既卒を企業が採用すれば、基本的なことから教えていく必要があり、コストがかかるのは、デメリットです。しかし、社会人経験を積んだ人が転職する中途採用では、前職の社風や業務の進め方に捉われてしまい、入社後にその会社に合わせられないということもあります。

その点、既卒者であれば新卒と同様に成長スピードや伸びしろに期待できると考えている企業が多くあります。したがって大切なことは、今までどうだったかではなく、今後どうなりたいかです。

空白期間は何をしていましたか?に対しての答え方

もし、学校を卒業して間もない既卒者であれば、空白期間について質問されない場合があります。しかし、学校を卒業してから1年以上経っている既卒者に対しては、ほぼ必ず聞かれます。既卒者を採用するにあたって、1年という期間をどう過ごしたのかが気になるからです。

面接官の意図は以下です。

面接官の意図

面接官
面接官
空白期間が長いぞ…。この期間は遊んでたんじゃないか?

回答の方向性

1番は、応募する企業に関連しそうな取り組みを話すと良いです。
業務に役立つことを勉強していた、業務に必要な資格の勉強をしていた、業務に活かせるアルバイトで実務経験を積んでいたなどです。もしそういった経験がないならそのことを、正直に話しましょう。

面接での解答例①

「大学を卒業してから〇〇を目指して努力をしていました。全力で自分の目標を成し遂げようと努力をしたのですが、叶いませんでした。〇〇を目指す際には、最初から3年やって無理だったら諦めると思っていて、もう未練はないです。これからは立派な社会人になれるように頑張りたいと思います。」

面接での解答例②

「既卒期間に、御社の業務に関連する経験などが正直ありません。無駄な時間を過ごしてしまったと反省しています。その反省をもとに今は、△△職に近い〇〇でアルバイトをして経験を積んでいました。今は何もしていなかった時間を取り戻すために一生懸命働く覚悟です。」

既卒の面接について詳しく知りたい方は、以下を参考にしてください。

既卒は就職支援をしてくれるハローワークかエージェントがおすすめです。

既卒の人が就職する際には、ハローワークかエージェントがおすすめです。どちらも求人選びの方法から書類選考、面接対策までをも無料でしてくれます。

既卒で就職活動をしていると、中々周りに悩みを相談できない人も多いです。やはり既卒特有の悩みってあると思います。同じような経験を持っている人も少ないし、社会人の友達に就職の相談をするのも気が引けると思います。そういう人でも気軽に行けるのが、 ハローワークやエージェント です。

ハローワークとエージェントの違い

ハローワークは、公的な就職支援サービスです。一方エージェントは、民間の就職支援サービスです。

ハローワークとエージェントの大きな違いに、求人掲載料があります。企業が求人を出す際に、ハローワークは、無料で、エージェントは有料です。この違いが大きな差を生み出しています。

ハローワークは、よくも悪くも求人の質がバラバラです。たまに優良企業が、無料だから出してみるかくらいの気持ちで、求人を出す場合もあります。しかし採用されるかは、別な話で優良企業の採用ハードルは高いです。

そうなると中小、ベンチャーなどそこまで人気がない企業へ就職するのが現実的です。ただこれらの企業は、本当に玉石混合です。企業というのは、そもそもサービスや商品を売って、お金を儲けています。その中から給与を従業員などに払っています。

ハローワークに掲載している企業の中には、ハローワークにしか求人が出せない儲かっていない企業もあるのが事実です。そういった企業が悪事を働かすこともあります。なので注意が必要です。

以下は、NHKが報道した求人トラブルです。

求人情報と実態が全然違うと報道されました。
私のもとにも、中退後に就職活動をして正社員で入社したのに、実はアルバイトだったということも聞きました。なのでハローワークよりエージェントの方が良いと思います。

エージェントは、ブラック企業を排除してくれます。

民間のエージェントは、ハローワークと違い企業の求人掲載料が有料です。したがって、ある程度のレベルの基準で、ブラック企業をフィルタリングします。

エージェントによっては、エージェントの価値を上げるために徹底的に、ブラック企業をフィルタリングしているところもあります。なのでエージェントを利用した方が良いでしょう。しかし地方の方は、求人がないかもしれません。

以下がエージェントの対応エリアです。

エージェントの対応エリア 

サービス名対応地域
DYM就職 東京 神奈川 千葉 埼玉 北海道 宮城 神奈川 愛知 大阪 京都 神戸 三重 愛媛 岡山 広島 福岡 熊本
ウズキャリ 東京、大阪、名古屋、福岡 、沖縄
(上記の5都市で就職するなら、電話・skype相談でも利用可)
ウズカレ東京
就職Shop東京、埼玉、千葉、神奈川、兵庫、大阪、京都
ハタラクティブ東京、神奈川、大阪、名古屋、福岡
いい就職ドットコム 東京、大阪、名古屋、横浜
上記以外の都市でも、電話相談が出来れば使えます。ただ求人が少ないので、他のエージェントが使える人は、そちらが良いです。
ジェイック 東京、千葉、神奈川、埼玉、宮城、愛知、大阪、兵庫、京都、福岡、広島、北海道

基本的に、エージェントは東京、大阪、名古屋、福岡にあります。いい就職.comは、地方でもOKと言っていますが、本当に求人があるかというと微妙です。ただ1度チャレンジするのも価値があると思います。

エージェントの選び方、おすすめのエージェントも紹介しているので、以下を参考にしてください。

最後に大切なのは、行動力です。最後まで諦めない姿勢が内定につながります。

既卒になると、仕事をしているわけでもないし、学生でもないから、世間から隔離されている感覚がある人もいると思います。また自信を失って、何をやっても上手くいかないのでは?と思う方もいると思います。ただその状況を変えるには、とにかく行動をするしかありません。

なるべく早めの行動が良い就職先を見つける最善の方法です。例えば、営業職で実績を出してから、更に難易度高い営業職に行く場合は、実績をアピールするので年齢は関係ありません。

しかし未経験職種へのチャレンジの場合、ウリにするのは若さと意欲です。また新卒と違って、既卒、第2新卒の就職、転職にすごく有利な時期はありません。あなたが今日何もしなかったら、これから先の人生今以上に就職が有利になることはありません。