〇〇を知らないと大学院を中退したその後に就職できないかもしれませんよ。


大学院を中退しても約4割しか正社員になりません。

労働政策研究・研修機構が調査した「大学等中退者の 就労と意識に関する研究」の中で、 高等教育(大学、大学院)を中退退学した人が中退した後、どのくらいで企業の正社員として就職するのかについて調査しました。

引用 https://www.jil.go.jp/institute/research/2015/documents/0138.pdf

その結果、 約35%の人が大学、大学院を中途退学して、企業の正社員として働いています 。
企業の正社員になったかが分からない就業形態不明や未就業(ニート)を合計したら、約20%です。それ以外の約45%の人が、 アルバイト・パート、派遣社員・嘱託などの非正規雇用 の仕事についています。

以上より大学、大学院を中退した後、3割しか正社員になれないので、就職状況は、厳しいことが分かります。中退してから3か月以内に企業の正社員になれた人は、わずか10%です。

ただこのデータは、大学中退者も含まれているので、大学院中退はもっと就職率が高いと思います。やはり企業の求人では、大卒以上が応募の条件だったりしますから、大学中退だとそういった求人にうけられません。しかし大学院中退だとその辺の問題はないですので、選択肢の幅が広いです。なのでチャンスが多いですから、就職のチャンスは増えます。

とはいえ、就職活動についての正しい知識がないと中々就職が決まりません。就職活動の仕方については、以下の記事にまとめておいたので、中退したい人は、ぜひ読んでください。

大学院を辞めることのメリットとデメリットを解説します。

理系の大学院は、辞めることに大きなデメリットがあります。 

文系の院卒は、新卒での就活でも、就職率が低いため、企業に就職をするという観点から見ると、大学院を辞めるデメリットはないのです。

ただ理系は違います。理系の大学院卒の就活で、特に有利なのが、大手メーカーの研究・開発職などへの就職です。理由は、理系の大学院卒は、研究室で研究した内容を基に就活するからです。

企業からしたら研究・開発職で、優秀な専門家、研究者を新卒で採用したいと思うと、どうしても理系の大学院卒の人を採用するしかありません。やはり学部卒と修士、博士まで行き、専門分野の研究をして、修士論文、博士論文を作成をしてきた人では、専門家としての知識の差はかなり大きいです。

企業によっては研究職の採用条件は、学士ではなく、修士、博士と規定しているケースも見られます。またメーカーの研究職への就職は、研究室の教授の推薦で決まることも多いので、大手メーカーの研究・開発職の仕事につきたい人は、しっかり大学院を卒業した方が良いです。

大学院を辞めるメリット

大学院を辞めるメリットは、やはり社会に早く入ることが出来ることでしょう。
新卒採用の時は、学歴があった方が有利ですが、社会に入った後は、社会での経験が重要です。

以下の図は、労働政策研究・研修機構で行われた調査で、中途採用を実施する理由です。

大企業でも、中小企業でも中途採用する理由は、専門の分野の高度な知識やスキルを持つ人が欲しいからです。転職の市場では、業務経験の豊富さが重要で、資格や学歴は、大切では、ありません。

現時点では、転職を考えている人はいないと思いますが、社会に出て、環境に不満があった時に、環境を変えられるかどうかは、転職出来るだけの社会人経験があるかどうかです。

学生でいる時間と社会人でいる時間なら社会人でいる時間の方が長いので、社会に入ってもたくさんの選択肢を持ちたいなら早くに社会に出て、経験を積んだ方が良いでしょう。
就職も年齢が大切ですが、転職も年齢が大切です。

とはいえ、大学院を辞めて就職する際に、どのような選択肢があるか気になると思います。そういった方は、以下を参考にしてください。未経験からでも出来る仕事が載っています。

大学院を中退した理由を企業の面接でどう言えば良い?

面接に落ちたら、人格を否定されたと思わないでください。

企業の面接に落ちると人格を否定された気がする人が多いと思いますが、それは違います。企業の採用担当者は、あらかじめ、明確にこういう人が欲しいというのがあり、その基準にあっているかを見ているだけです。

なので、企業の面接は、採用担当者からすると、履歴書などの書類を基に、求職者がどれほどの能力があるのか、どんな人柄なのかを正確に理解する場です。そして営業の方が商品を売るの同じように面接では、自分を売り込む必要があります。

あなたが、商品の良さが伝わらないと商品を買わないのと同じで、上手く企業の採用担当者に自分の良さが伝わらないと企業から採用されません。

面接でよくある失敗を紹介しておきます。

中退理由も企業が求めていることを言わないと採用されません。

企業の採用担当者が正社員の経験がない人を採用する際に、大切だと思っていることは、求職者が企業に入社した後、成長して、会社の利益に貢献する人になるかどうかです。

入社後に学べば身につくことは、会社が教えればよいと思っています。会社に入社する前までに最低限持っていないといけない能力や入社後に活躍したいという強い意欲があるかどうかが主に問われます。

大学を中退した理由を嘘つくのは、良くないです。

面接の際、企業の採用担当者は、あなたが、いつ、どこで、誰と、何を、どのように、なぜしたのかをなど掘り下げて聞くことで、あなたの話の信憑性を確かめています。

あなたがこれまでに頑張ってきた事や企業への志望動機などを聞き、あなたの行動や話に一貫性があるのかを企業の採用担当者は見ていますので、話が矛盾していたり、嘘ついてたりすると一気に求職者を信用できなくなります。 また就活中に暗記したことを話すとオリジナルなエピソードがなく、説得力がありません。

もちろん面接官も人なので、印象もとても大切です。企業の面接官が話を分かりやすく理解できるように、話すときは、話をまとめて、結論から手短に話すことも重要です。しかし話している内容を無理にねじ曲げるようなことは、やめましょう。

大学院を中退した理由が自分にある場合、中退したことを反省して行動していると伝えてください。

大学院を辞めたい方は、
「研究室で研究することや研究者になることは、自分に向いていない。修士論文、博士論文を書き上げて、新卒で就活ですることに意味を感じない」
「研究室の教授との不一致などによる人間関係のもつれから、 研究室の居心地が悪く、これ以上研究室で研究をしたくない」
などの理由が、それぞれの事情があるでしょう。

企業にとっては、

  • あなたが入学した大学院をなぜ、中退してしまったのか
  • 今は、大学院中退に対してどう感じているのか
  • 今後どういうキャリアプランを持っているか
  • 大学院を中退した人を採用するメリットは何か

などはとても気になることです。既卒の就活の面接でも、恐らくかなり聞かれるところです。

理由は、企業に入っても途中で辞められたら困るからです。基本的に中退した人は、企業から好感を持たれないと思っていてください。

教授とうまくいかなかった人は、職場でも相性の悪い人がいたら辞めてしまうのでは?と懸念されてしまいますし、研究に興味がなくなった人は、また興味がなくなったら辞めてしまうかもと思われる可能性が十分あります。

自分が原因で、大学院を中退してしまった人は、その理由を他責することなく正直に認め、その経験を反省して次の具体的な行動を起こしていると企業の面接で言えることかが重要です。
企業の採用担当者があなたの行動や話を聞いて、信頼し、納得しなければ、面接は通りません。

その他、面接で何を聞かれるか気になる方は、以下のページを参考にしてください。

大学院を中退したら、就職できないと思う人は、無料で使える転職エージェントを使うことをおすすめします。

大学院中退後は、就職支援を頼みましょう。プロのアドバイスをもらった方が、就職活動が有利です。おすすめはエージェントです。

エージェントならあなた専属の担当者が、あなたに合った求人の紹介、書類選考の対策、企業の採用面接の対策まで、企業に採用されるための全てのプロセスを無料でサポートしてくれます。

また既卒での就活では新卒就活とは、違い時期を待たなくても就活が出来ます。
既卒向けの転職エージェントの申し込めば、既卒の採用に前向きな企業だけが集まっているので就活がしやすくなります。

エージェントを使うメリット① 就活で内定できる可能性が高い

転職エージェントを使うと、書類選考、企業の面接で不採用になった場合、エージェントの担当者から、不採用になった理由も知れますので、次の対策が取りやすいです。どう考えても就活の成功率が上がります。

エージェントを使うメリット② 大学院中退に寛容な求人が多い

大学院中退者や院卒にネガティブなイメージを持っている企業はあります。そういった企業には、どんなに準備して、応募しても残念ながら相手にされません。しかし大学院中退だから必ず不利という訳でなく、一度失敗して、挫折経験があるからこそ、それをバネにして頑張るのではないかと既卒に期待をしている企業もあります。

しかも既卒を採用している会社は、ブラック企業のようなランクが低い会社だけでなく、優良企業もあります。すごく良い製品やサービスを展開しているのに、CMをうっていないかったり、大衆向けでないビジネスをしているので会社の知名度は、低い。だから優良企業なのに既卒が欲しいという会社もあります。

エージェントを使うメリット③ 研修つきのエージェント

実は、就職エージェントの中にも、研修付きのエージェントがあります。仕事が全く未経験の人でもエンジニアや営業の研修をうけ、企業に就職する前に仕事の体験をし、その経験を基に就活します。したがって全くの未経験でも意欲があれば問題ありません。

転職エージェントの利用の流れと使い方

就職エージェントの利用の流れ

①エージェントへの登録
②キャリアアドバイザーとの面談、求人提案
③企業への応募
④書類、面接選考
⑤内定&入社

という流れになっています。