大学中退した後、どのように就職先を決めればよい?


大学を中退した後、就職先を決める際に重要なのが職種

企業に就職する時には、業界ではなく、職種を調べて就職活動をすることをおすすめします。

新卒なら会社に入社後、企業があなたの適性を見て、何の仕事をすべきか決めるので業界を調べて就職活動をするのは良いです。

しかし既卒が就職をする場合は、あらかじめ企業は、仕事内容をはっきりさせてから求人を出すのでどんな職種が良いのか考えると良いです。

大学を中退してからでも出来る仕事は、大きく4つに分かれる。

会社は、商品やサービスを提供して利益を生んで存続しています。
そうなると①商品やサービスを売る仕事、②商品を作る仕事、③サービスを提供する仕事の3つに分かれます。

ただ会社って法律を守ったり、税金を納めたり、人を探して雇ったり会社の存続のためにやらないといけない仕事も存在します。基本的には、上記の3つの仕事が会社を存続するために必要な仕事ですから、そういった人たちが自分の仕事に集中できるようにしないといけません。そういった事情もあり、会社をサポートする仕事が生まれます。

なので職種は主に、① 商品やサービスを売る仕事、②商品を作る仕事、③サービスを提供する仕事、 ④会社をサポートする仕事の4つに分類されます。

①商品やサービスを売る仕事

商品やサービスを売る仕事は2つに分類されます。営業職と販売職です。
営業職、販売職共に、最終目的はいずれも「商品を売る」ことです。

営業職と販売職の違いは、営業職だと家などの高い商品が売っていることが多いのに対し、販売職は、スーパーやコンビニなど安いものをたくさん売っている場合が多いです。営業職は、1つの物を売る力が必要な一方、販売職は、たくさんの人に商品を売ることになります。

②物を作る仕事(エンジニア)

物を作る仕事には、色々な種類があります。ITエンジニア、家を作る施工管理、商品を大量に生産する工場員、デザイナーなどです。物を作る仕事の醍醐味は、やはり完成した時の喜びでしょう。

あなたが住んでいる家だって誰かが作っているからあるのです。自分が一生懸命作ったものが世の中で使われているときの喜びを感じる人が向いています。

③サービスを提供する仕事(サービス業)

サービスというのは、商品など有形なものを提供するのではなく、無形なものを提供します。

例えば、ウェディングプランナー、スポーツトレーナー、塾講師・英会話教室の運営、児童指導員、介護、障碍者支援、ホテル・空港のスタッフ、キャリアアドバイザー、ツアーコンダクターなど様々です。

自分が良いと思えるサービスをお客さんに提供し、喜んでもらえることがやりがいです。
物を作る仕事やサポートをする仕事は、お客さんから直接喜んでもらえる機会が少ないですが、サービス業は、良い仕事をすれば、直接喜んでもらえます。

④会社をサポートをする仕事

事務職・管理職系職系の仕事は、主に企業を後方から支えるのが仕事です。
仕事としては、人事、経理、事務(一般事務、営業事務など)などです。未経験から就職するのは、かなり難しいです。理由は、バックオフィス系の仕事は、求人数自体がそもそも少ないです。

未経験から出来る仕事について詳しく知りたい方は、以下をクリックしてください。

この業界は、辞めた方が良い!離職率が高い業界トップ3

離職率の高い業界の共通点

離職率の高い業界は、残業時間が長かったり、休日がない割に、給料が安い業界です。

平均残業時間が月に80時間、90時間もあるのに、給与が少ない。給与が上がる見込みがない業界はどんどん人が辞めていきます。そういった業界に入るということは、世間的にかなりのブラック企業に入る可能性が高いわけですから、なるべく避けた方が良いです。

離職率の高い業界ランキング

体験談と厚生労働省のデータを基に 離職率の高い業界を発表していきます。

引用 厚生労働省

【第1位】離職率が63% 宿泊、飲食業界

離職率が最も高い業界第1位は飲食業界・宿泊業界です。
6割以上の人が3年以内に辞めてしまう、非常に離職率の高い業界です。

職種として、飲食店やホテルの店舗スタッフなどが当てはまります。
理由は、クレームがキツかったり、労働時間が長く不規則であったり、給料が安かったり、キャリアアップが見込めないからです。

居酒屋などの飲食店の場合、酔った客に絡まれ理不尽に怒鳴られたり、場合によっては暴力を振るわれるケースもありますので、やめていく人が多いです。

【第2位】離職率が59% サービス、娯楽業

遊園地・ゲームセンター・パチンコ店などのサービス、娯楽業界です。
離職率が59%なので、入社したら3年で6割の人が辞めていく恐ろしい業界です。

理由は、キャリアアップが見込めない、体力的にキツい、業界の将来性が見えないなどです。また、娯楽業界は日に日に規制が厳しくなりつつある業界でもあります。そのため「この先長く働けるビジョンがない」という理由から、転職を考える人もいます。

【第3位】離職率が57% 教育、学習支援業

続いて離職率が高いのは教育業界です。
主に学習塾や教材開発販売会社などが挙げられます。

これらの業界も、労働時間が長く、残業時間が多いです。また業務量の割に給料が安いです。例えば、学習塾の場合、日々の授業の準備・教室運営・ビラ配りなどの営業活動・保護者対応など業務内容は多岐にわたります。

しかも業務だけでなく、教師は、子供はもちろん、保護者等からのプレッシャーも高く、大きなストレスを抱えている人も少なくありません。また一生懸命営業をすることが、子供の意向を無視しているようで罪悪感があって辞める人もいます。

就職先を決める際の考え方。どうやって就職先を絞る?

正社員として会社に採用されやすい人は、自分の目標を叶えるために会社に入ることが必要だと言える人です。

自分は何かしらのスキル、経験を会社に入って身につけたいでもいいですし、企業に正社員として、入社してからこういったことを経験したいでも何でも良いです。

企業に正社員として就職出来る人は、「将来〇〇をしたいから、今はこの会社に入って〇〇を経験しなければならない」という事が自分の言葉で言える人です。

会社に入社する目的を定めるには、自己分析、職種、業界、会社の理解が大切

就職とは、自分の過去の延長線上にあるものです。今まであなたがどんなことに興味を持ち、どのような行動をしてきて、様々な経験で何を感じたかが大切です。

例えば、今まで会社や個人の方に電話をして、営業の商談を取り付けるテレアポの仕事をしていたとします。

その時に自分でノルマを設定して、そのノルマを達成していく喜びを感じたのであれば、目標に向かってコツコツやるのが得意で、かつ人とコミュニケーションをとることに苦痛に感じない人です。

そういった人が、向いている仕事は、営業なので営業を目指すと良いです。職種が営業と決まったら、今度は会社や業界選びです。

ここで仮に就職先が土日休みが良いとします。そうなると企業向けに営業をする法人営業がおすすめです。法人営業では、自社のお客さんが企業です。一般的な会社は、土日休みで会社がやっていないので、自分の会社も土日休みになります。逆にお客さんが一般消費者なら土日は仕事で、平日休みになる可能性が高いです。

次に決めるのは、営業で何を売るのかです。人との出会いを大切にしたいと言うなら、企業の採用などを支援する人材業界が良いですし、お金を儲けたいなら今流行りのIT業界などがあげられます。今回はお金を稼ぎたいケースにします。

そうなると営業→法人営業(土日休み)→IT業界(金を儲けたい)→営業成績に応じて給与が上がる会社→第1希望A社、第2希望B社などが決まっていきます。それで就職活動のスタートです。

ほとんどの人が職種、業界、会社選びなどに一貫性がないから不採用になる。

就職活動で上手くいく人って数社~最大10社くらしか受けません、ちゃんと準備して行くからです。面接でも結構楽勝に答えられます。

どうして営業が良いの?→テレアポで数字を追いかけるのが楽しかった。
どうしてIT業界なの?→市場が拡大していて、今後仕事に困らないと思うから。
どうしてこの会社なの?→営業で頑張れば、評価していただけるから。

などです。
どんなことを面接で聞かれてもしっかり、就職先をよくよく考えてからうけているので、面接であたふたしません。なので結構すぐに就職が決まります。

就職活動について詳しく知りたい方は、以下を参考にしてください。

大学を中退した人がなんとなく資格の勉強をしたり、専門学校、大学に行くのは、おすすめしません。

高卒は、大卒と比べて応募できる求人が限られ、就職先が限られます。ただでさえ大卒より少ない求人の中でも、良い企業を見つけて書類選考などをうけて見ても不採用が続いたりしたらやっぱり、資格や学歴があったら何か変わるのかなと多くの方が思います。

就職の際に資格があると有利です。しかし注意が必要なのが仕事で必要な資格なら評価されるという話です。残念ながら就職先の仕事に必要のない資格は、評価されません。なのでまず自分が何をしたいのかを明確にしてから、それに必要な資格をとるようにしましょう。

なんとなく資格や専門学校、大学に行き直すのは、おすすめしません。

自分が何かをしたくて大学を中退した人以外は、専門学校、大学に行ったり、資格をとるのはおすすめできません。やはりそれらの勉強は、かなり時間がかかり、自分の年齢をあげてしまいます。就職においても、転職においても年齢はとても大切な要素です。

資格の勉強を頑張ってしたけど、それが社会から評価されなかった。もしくは大学に再度通い直したけど、それが評価されなかったなどになった場合は、今より更に正社員への就職が難しくなります。

そもそも学校に通い直したい場合、お金は誰が出すのですか?

引用  https://shingaku.mynavi.jp/cnt/etc/column/step5/vocational_school/

大学を中退してから大学に通い直したり、専門学校を行こうとしている人がいますが、そのお金は誰が払うのでしょうか?

専門学校でも300万円くらいはかかってしまいます。大学に入学しただけで100万円以上親などがお金を払ったはずです。それで中退したわけですから、もうそろそ就職しても良いのではないのかなと思います。どうしてもというなら、なりたい職業をはっきりと決めてからにしましょう。

大学中退して就職活動に自信がない方は、無料で30万円の研修をうけてから就職活動をすると良いです。

自分にどうしても自信がない人は、研修付きのエージェントやハローワークの職業訓練に申し込むと良いと思います。

資格、職歴なしでも研修をうければ、8割が内定を頂けます。

ニート期間などが長く、空白期間にこれと言って、何かをしてない人でも、研修をうければ、面接で話せる実績が作れます。研修付きのエージェントなら、仕事に必要な経験、資格の勉強を無料でしてくれますので、就職活動の1歩目として使うことをおすすめしています。

詳しくは、以下のページを参考にしてください。

大学中退後にフリーターになるのは、おすすめできません。

フリーターの人は、時間と共に企業へ正社員として、採用される可能性は、どんどん減っています。
下記の図は、労働政策研究・研修機構(JILPT)で行われた第4回 若者ワークスタイル調査です。フリーターをいている期間と正社員へ転職した人の割合を調査した結果です。

男性、女性、共にフリーターの期間が長いとフリーターから正社員へ転職できる可能性がどんどん減っています。

この理由は、企業の採用担当者は、あなたの年齢と経験、経歴を見ています。
企業は、フリーターの仕事を社会人としての経験とみなしていません。なので、企業がフリーターを正社員で採用する際には、新卒の採用と同じく、あなたが正社員へ転職したら成長して、企業の利益に貢献してくれるかを見ています。

企業が求めることが成長である以上、年齢が若いほど社会人(正社員)としての意識が高いと捉え、企業は歓迎します。したがって、フリーターが正社員の求人に応募するなら早くしたほうが良いです。

フリーターの末路が気になる方は、以下をクリックしてください。