大学中退後の就職率は35%なので、就職活動のやり方は気をつけないといけません。


大学を中退した後の就職率は、35%です。

労働政策研究・研修機構が調査した「大学等中退者の 就労と意識に関する研究」の中で、 高等教育(大学、大学院)を中退退学した人が中退した後、どのくらいで企業の正社員として就職するのかについて調査しました。

引用 https://www.jil.go.jp/institute/research/2015/documents/0138.pdf

その結果、 約35%の人が大学を中途退学して、企業の正社員として働いています 。
企業の正社員になったかが分からない就業形態不明や未就業(ニート)を合計したら、約20%です。それ以外の約45%の人が、 アルバイト・パート、派遣社員・嘱託などの非正規雇用 の仕事についています。

中退してから3か月以内に企業の正社員になれた人は、わずか10%です。 以上より大学を中退した後、3割しか正社員になれないので、就職状況は、厳しいことが分かります。

大学を中退して正社員に就職することが難しい理由

①中退した人を企業は、基本的に嫌がる。

中退した人は、基本的に企業から嫌がられます。

理由は、企業は、未就業者を採用する際には社員に投資をしなくてはいけなく、回収できないのを恐れるからです。要するに最初は赤字になりながらも、人を採用するのです。いつ黒字になるかというと採用した社員が成長し、戦力となり、活躍したときです。そこまで会社も我慢しないといけません。

我慢をしないといけないのは、会社だけでなく、採用された人も成果が出せるようになるまで辛い想いをしながら頑張らなくてはいけません。そこを乗り越えられるかを企業は心配しています。中退をしているということは、途中で学校をやめているのです。

その辞めているという理由が、学校が嫌だからやめたなどの消極的な場合、企業からけんえんされます。理由は嫌なことがあったらすぐにやめる人だと思われるからです。そういった人が中退のことを話す場合、かなり気を付けないといけません。

②就職活動をした経験がないため就活のやり方が分からない。

新卒で就職活動をしたんだけど、就職が出来ない既卒と違い、中退の方は就職のやり方が分かっていません。したがって、就職のやり方が分からなくて就職が出来ないということも多々あります。

正社員として会社に採用されやすい人は、自分の目標を叶えるために会社に入ることが必要だと言える人です。

自分は何かしらのスキル、経験を会社に入って身につけたいでもいいですし、企業に正社員として、入社してからこういったことを経験したいでも何でも良いです。

企業に正社員として就職出来る人は、「将来〇〇をしたいから、今はこの会社に入って〇〇を経験しなければならない」という事を自分の言葉で言える人です。

これを企業の面接官にどうしてそう思うか?、今までそういったことを行動に起こしてきたか?など根ほり葉ほり掘り下げられも答えられれば、基本的に会社に就職出来ます。

就職活動の仕方については、以下の記事にまとめておいたので、中退した人は、ぜひ読んでください。

大学を中退して就職活動をするのと大卒の新卒として就職活動をするのでは何が違う?

大卒として、就職活動をするのと大学中退で就職するのは、基本的に全然違います。大学卒は、新卒としての就職活動になり、大学院中退は既卒としての就職活動になります。

新卒では、基本的に若手の人材を大量に抱え込む一括採用が基本になります。大企業、中小企業、ベンチャー企業が一気に採用を始めます。一方既卒の採用は、新卒採用で十分な人材を確保できなかった企業や新卒入社した人が辞めた企業が採用活動をします。したがって新卒の方が多くの企業に入れる可能性があるとも言えます。

大卒のメリット

大卒のメリットは、求人に応募できる数でしょう。特に専門的なスキルを求める企業は、若手であっても即戦力になる人材を求めます。

例えば、理系の研究職、医・歯・薬系の大学に行っている人。他には大学教授だったり、教員も大学を卒業していないとなれません。

それ以外の企業では、基礎的な能力や論理的思考能力があるかどうかの指標として、学歴を応募資格に盛り込んでいる場合もあります。

大学中退のメリット

大学を中退するメリットは、やはり社会に早く入って自分の実力をつけられることでしょう。

大卒でも、新卒採用の時は、学歴があった方が有利ですが、社会に入った後は、社会での経験の方が重要視されることが多いです。学歴の重要性は相対的に低くなっていきます。

とはいっても大卒には、新卒ブランドがあります。以下は、大学卒で就職することと、大学中退で就職することの違いについて書いてあります。興味がある方は、読んでください。

大学を中退した後は、どのような仕事が出来る?

世の中の仕事を分けると大きく4つに分かれる。

会社は、商品やサービスを提供して利益を生んで存続しています。
そうなると①商品やサービスを売る仕事、②商品を作る仕事、③サービスを提供する仕事の3つに分かれます。

ただ会社って法律を守ったり、税金を納めたり、人を探して雇ったり会社の存続のためにやらないといけない仕事も存在します。基本的には、上記の3つの仕事が会社を存続するために必要な仕事ですから、そういった人たちが自分の仕事に集中できるようにしないといけません。そういった事情もあり、会社をサポートする仕事が生まれます。

なので職種は主に、① 商品やサービスを売る仕事、②商品を作る仕事、③サービスを提供する仕事、 ④会社をサポートする仕事の4つに分類されます。

①商品やサービスを売る仕事

商品やサービスを売る仕事は2つに分類されます。営業職と販売職です。
営業職、販売職共に、最終目的はいずれも「商品を売る」ことです。

営業職と販売職の違いは、営業職だと家などの高い商品が売っていることが多いのに対し、販売職は、スーパーやコンビニなど安いものをたくさん売っている場合が多いです。営業職は、1つの物を売る力が必要な一方、販売職は、たくさんの人に商品を売ることがなります。

②物を作る仕事(エンジニア)

物を作る仕事には、色々な種類があります。ITエンジニア、家を作る施工管理、商品を大量に生産する工場員、デザイナーです。物を作る仕事の醍醐味は、やはり完成した時の喜びでしょう。

あなたが住んでいる家だって誰かが作っているからあるのです。自分が一生懸命作ったものが世の中で使われているときの喜びが醍醐味です。

③サービスを提供する仕事(サービス業)

サービスというのは、商品など有形なものを提供するのではなく、無形なものを提供します。

例えば、ウェディングプランナー、スポーツトレーナー、塾講師・英会話教室の運営、児童指導員、介護、障碍者支援、ホテル・空港のスタッフ、キャリアアドバイザー、ツアーコンダクターなど様々です。

自分が良いと思えるサービスをお客さんに提供し、喜んでもらえることがやりがいです。
物を作る仕事やサポートをする仕事は、お客さんから直接喜んでもらえる機会が少ないですが、サービス業は、良い仕事をすれば、直接喜んでもらえます。

④会社をサポートをする仕事

事務職・管理職系職系の仕事は、主に企業を後方から支えるのが仕事です。
仕事としては、人事、経理、事務(一般事務、営業事務など)などです。未経験から就職するのは、かなり難しいです。理由は、バックオフィス系の仕事は、求人数自体がそもそも少ないです。

大学中退後の仕事について詳しく知りたい方は、以下をクリックしてください。

大学を中退した人が正社員に就職するまでの流れ

大学を中退した人が就職するには、自分がやりたい仕事を見つけて、その職種で求人が出ていないかを確認します。求人を見て、その他もろもろの労働条件を見て、気に入ったら求人に応募します。その後、書類選考、面接をうけて採用が決まれば、就職となります。

就職がすぐ決まる人は、会社に入社する目的が定まっている人です。

正社員として会社に採用されやすい人は、自分の目標を叶えるために会社に入ることが必要だと言える人です。

自分は何かしらのスキル、経験を会社に入って身につけたいでもいいですし、企業に正社員として、入社してからこういったことを経験したいでも何でも良いです。

企業に正社員として就職出来る人は、「将来〇〇をしたいから、今はこの会社に入って〇〇を経験しなければならない」という事が自分の言葉で言える人です。

会社に入社する目的を定めるには、自己分析、職種、業界、会社の理解が大切

就職とは、自分の過去の延長線上にあるものです。今まであなたがどんなことに興味を持ち、どのような行動をしてきて、様々な経験で何を感じたかが大切です。

例えば、今まで会社や個人の方に電話をして、営業の商談を取り付けるテレアポの仕事をしていたとします。

その時に自分でノルマを設定して、そのノルマを達成していく喜びを感じたのであれば、目標に向かってコツコツやるのが得意で、かつ人とコミュニケーションをとることに苦痛に感じない人です。

そういった人が、向いている仕事は、営業なので営業を目指すと良いです。職種が営業と決まったら、今度は会社や業界選びです。

ここで仮に就職先が土日休みが良いとします。そうなると企業向けに営業をする法人営業がおすすめです。法人営業では、自社のお客さんが企業です。一般的な会社は、土日休みで会社がやっていないので、自分の会社も土日休みになります。逆にお客さんが一般消費者なら土日は仕事で、平日休みになる可能性が高いです。

次に決めるのは、営業で何を売るのかです。人との出会いを大切にしたいと言うなら、企業の採用などを支援する人材業界が良いですし、お金を儲けたいなら今流行りのIT業界などがあげられます。今回はお金を稼ぎたいケースにします。

そうなると営業→法人営業(土日休み)→IT業界(金を儲けたい)→営業成績に応じて給与が上がる会社→第1希望A社、第2希望B社などが決まっていきます。それで就職活動のスタートです。

ほとんどの人が職種、業界、会社選びなどに一貫性がないから不採用になる。

就職活動で上手くいく人って数社~最大10社くらしか受けません、ちゃんと準備して行くからです。面接でも結構楽勝に答えられます。

どうして営業が良いの?→テレアポで数字を追いかけるのが楽しかった。
どうしてIT業界なの?→市場が拡大していて、今後仕事に困らないと思うから。
どうしてこの会社なの?→営業で頑張れば、評価していただけるから。

などです。
どんなことを面接で聞かれてもしっかり、就職先をよくよく考えてからうけているので、面接であたふたしません。なので結構すぐに就職が決まります。

就活が初めてならハローワークやエージェントなどの就職支援を頼んだ方が良い。

正直就職活動が初めてなら、ハローワークやエージェントなどの就職支援を頼んだ方が手っ取り早いです。理由は、求職者自身で自分に合った会社や業界、職種を選べないからです。

例えば残業が少ない方が良いと思っている人は、どの仕事が良いと思いますか?
事務と答える人がいるかもしれません。しかし事務は求人数が少なくて、中々就職できる人がいないので、答えとして微妙です。

未経験からでも十分できるインフラエンジニアと答えるのがベストな回答です。インフラエンジニアって仕事をあなたは、知っていましたか?

このように仕事や業界、会社の理解が少ないと自分の可能性を知らないうちに失ったりして損をします。したがってプロの就職支援を頼んだ方が良いです。

詳しい就職活動の仕方は以下を参考にしてください。