転職の書類選考で、落ちてしまう原因と解決策


「書類選考にいつも落ちてしまう…。」

と思っていませんか?

企業が、求職者の書類を見て、実際に面接をするのかどうかを決めるので、選考書類は、とても大切な役割を持っています。企業が人を採用するかどうかは、主に面接で決まりますので、企業の面接官がこの人に会ってみたいなと思わせるような書類を書くことが大切です。適切な方法で選考に臨めば転職出来る方でも、ちょっとした気遣いがなく、不採用になることはあるので、よくありがちなミスとその解決策について話していきます。

そもそも企業にとっての採用とは?

企業にいつも申し込む側の人は、逆に企業の立場になれば企業の採用活動が分かりやすいと思います。
企業の採用活動の流れは以下です。

企業の採用活動の流れ

優良な企業ほど、人を大切にしており、自社に合った人を迎え、理想の人材に育てたいという思いがあります。したがって、理想の人物像決めから、候補者の募集、選考、戦力化までを戦略的に行い、ミスマッチの少ない採用活動が出来ています。

ステップ① 採用する人物像の設定
まず採用活動で企業がすることは、採用する人物像の設定です。
企業が採用するにも必ず理由があります。基本的に中途の採用は、欠員補充や新たな事業をする際に必要な人を集めるために採用をするので、あらかじめ現場にこんな人がいてくれたら、会社にとって良いなという人が、具体的に決まっています。採用する人物像を明確に作り上げるプロセスは、会社によっても違いますが、基本的に人事の採用チームが中心となり、現場のリーダーや現場の優秀な社員、経営陣に話を聞きながら作成していきます。

ステップ② 求職者の募集
ステップ①で決めた人物像と近い人が、会社に応募してくれるように採用広報をします。
超有名な企業でない限り、求職者が勝手に応募することはないので、求職者に自社について知って貰い、応募してもらう努力をしないといけません。企業も理想の人に選んでもらえるように努力しています。
一般的な採用広報は、企業の採用戦略にもよるので一概には言えませんが、自社ホームページや転職情報サイトへの採用情報の掲載、パンフレットの作成、説明会の開催などがあります。
採用広報には、「多くの求職者に自社を知ってもらい、魅力的に感じてもらうこと」と「自社が求める人物像をしっかりと伝え、共感してくれた求職者に応募してもらうこと」の2つが重要です。

ステップ③ 選考
企業へ応募した人から、ステップ①で決めた理想の人物像を見つけ出すプロセスが選考です
その手段が書類や面接などです。ある程度理想の人物像は、企業の中で決まっていますので、求職者があまりにも求めている人物と違ったら早めに不採用通知を送ります。選考の最後の方になればなるほど、1人1人を詳しくチャックし、本当に企業にとって理想の人物かを見定めます。
しかし企業側からしても、選考で人を正しく評価することは、とても難しい事です。
面接官も求職者を正しく評価するために、評価基準を統一するように訓練をしたり、求職者が言っている言葉だけでなく、どんな行動をとってきたかで、求職者を理解しようと努力します。それでも人間がやることですから、選考でミスマッチする可能性もあります。
したがってあなたも、企業が求めている人物像に自分が合致することを企業に正しく理解してもらえるよう、わかりやすく話す努力が必要です。

ステップ④ 入社後の育成&戦力化
ステップ①で決めた理想の人物像と比べながら、合格ラインに達している求職者がいれば、内定を出します。内定の基準は、企業の募集背景や応募してきた人の選考者レベルにもよりますが、基本的に年齢が上がれば上がるほど厳しくなっていきます。若ければ選考で最低限必要な能力(ポテンシャル)と成長意欲があれば、入社後に教育すれば戦力になると思われ、採用されます。しかし年齢が上がれば即戦力になって欲しいという企業側からのニーズが高まりますので、ポテンシャルと成長意欲だけでは厳しくなっていきます。

 

書類でよく落ちる人の特徴

①そもそも企業が求めている人物像と違う。

会社が置かれている状況、業務内容、求める人材像は、それぞれ会社ごとで違います。なのに、応募する前に企業が求職者に、何を求めているか理解しないで応募する人がいます。そういう人のほとんどが、同じ内容の選考書類を色んな会社に使いまわしています。高確率で不採用です。
中途採用では、企業が求職者に何を求めているのかがかなり明確なので、それに合わなければ、オーバースペックでも落ちることは、あります。したがって、企業がこういった能力を求めているから、選考書類ではこう書こう、面接ではこう話そうと具体的にイメージできるまでは、企業が求めていることを調べてください。

 

②アピールしようという気持ちが強くて、想いが一方的。

特に年齢が上の方に多いのが、自分の社会人経験を書類に全部書く人がいます。企業側からすると記載されていることが多すぎて、結局何が出来る人なのか分かりづらいです。アピールしたいという気持ちは分かるのですが、企業が転職者に求めていることを理解していないで、求人に応募するのは辞めましょう。企業が、ゼネラリストを求めているならその経験を重点的に書き、他のものは多く書かないことが大切です。重点的に、書く必要があることは、今現在、企業が求めている経験、将来的に企業が必要とするだろうと思われる経験のみです。

 

③書く量が少なすぎて、意欲や経歴が企業に伝わらない。

転職をしようとしている人のほとんどが、選考書類いっぱいに自分のアピールをしているのに、あなただけが少なかったら、企業の方はどう思うでしょうか?
優良企業ほどたくさんの応募がありますし、特にそういった企業は、全ての書類を丁寧に見てくれるとは限りません。書類から能力があるかを見極めるのが採用担当の仕事だろと思う方もいるかもしれませんが、企業からしてみれば、採用したい人を採用したい人数分見つけられれば良いわけですし、やる気がなさそうな人を相手にしたくないと思われているかもしれません。

他には、自分の業界の常識が他の会社にも伝わるだろうと思っている方がいます。例えば、「住宅メーカーでの営業成績が年で3棟」といえば、その業界にいる人には凄さが伝わりますが、たくさんのお客さんに物を売っているお菓子メーカーなどでは、その凄さがイマイチ伝わらない可能性があります。
社内で、何番目の成績だったとか、社内で実績が評価されて、すごい賞をもらったなど、誰もが凄さを理解できる伝え方をしないといけません。

 

書類選考でうかるために必要な事は、企業が求めている人物について深く知ることとその経験を満たせているか?

転職活動において重要なことは、

①企業がどんな問題を抱えていて、転職者に何を求めているか理解する。
②自分が転職することで、企業が抱えている問題を解決できる(スキル、意欲がある)と説明する。

です。

したがって、まず企業が求職者に何を求めているかを知らなくてはいけません。
そういった情報をとるために、求人票を見たり、企業のホームページで、会社概要、事業内容、沿革、経営方針を見るなどをしている人は多いでしょう。
その他には、社長のメッセージや社員の声や会社の口コミサイトを見ている人もいるかもしれません。上場企業ならIR情報など関連会社の情報なども見ている人がいるかもしれません。

ただそういった公開された情報だけでなく、求人背景、上司の人柄、企業が抱えている問題、具体的な仕事内容、企業が大切にしている価値観、自分のキャリアパス、社風などまで踏み込んで知れたら、書類選考、面接対策はかなり楽になるだろうし、入社後のミスマッチは、かなり防げると思いませんか?
女性の方だと、働く上で、企業が結婚、出産、子育てに理解があるかを気になったりもするでしょう。

そういった情報を知るには、企業が求人を出した経緯などそういった情報まで踏みを深く知ることが必要です。
そんなことどうやって知るのか不思議に思いませんか?
実は、転職エージェントを使った転職をすれば可能です。

転職エージェントとは?

転職エージェントとは、たくさんの求職者とたくさんの企業を呼び、転職エージェントで上手くマッチングさせるサービスです。転職エージェントの仕組みを簡単に図にすると以下です。

<転職エージェントのビジネスモデル>

企業と求職者が上手くマッチング出来るように、転職エージェントは、企業と求職者にヒアリングを行い、求人する企業、求職者ともに何を求めているのかを理解しています。
そして求職者の転職、企業の採用が上手くいけば成功報酬として、求職者の年収の一部が転職エージェントに振り込まれる仕組みになっています。

以上のように、転職エージェントは、企業から直接様々なことをヒアリングしていますから、一般には出回らないような企業の情報をたくさん持っています。他にもキャリアアドバイザーは、転職のプロのため、履歴書、職務経歴書などの書類の書き方、面接の仕方などもアドバイスしてくれますので、利用したことがない方は、是非使ってください。

また転職エージェントについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。