大学院の博士課程を中退して就職する方法とは?


就職では、博士よりも修士の方が優遇されています。

平成30年度学校基本調査で明らかになった修士卒、博士卒の大学院生が、大学院を卒業した後の進路です。

実は、同じ大学院卒でも修士課程までと博士課程までの人では、正社員の就職率が全然違います。新卒の就職率は、修士卒が76%に対して、博士卒は54%です。恐らく、その差分は、非正規雇用になっていると思います。ポスドクの人もここに含まれるでしょう。

それ以上に深刻なのが、進学先も就職もしないニートが20%もいます。修士にいる人なら修士課程修了後に、博士課程に進学することも出来ます。ただ博士の人は、企業に就職したり、研究者への道を進むなどしない限り、行く場所がありません。したがって大学院を卒業した後の進路についてもしっかり考えないといけません。

もちろん将来は、研究者や大学の教授になれる人は、問題ないと思いますが…。

企業が大学院卒を採用する時に、博士ではなく、修士を好む理由

大学院を博士までいくと、社会に出るのが遅すぎる

博士号が取れるのは、修士号もとらないといけないので、学部卒業から最短で5年後だと思います。そのころ学部卒業の新卒は、社会人5年目になり、企業内でもそろそろ大きな仕事を任せられる時期にさしかかります。それまでに、現場で経験を積み上げて、社内や業界、得意先などの事情を熟知してきています。

一方、博士号取得者は初任給は高いのに、仕事の実績では新人同様です。そうなると企業は、博士を採用するのを躊躇します。

以下を見てください。
院卒の現状を話している人がいます。

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年齢が上がっているのにもかかわらず、社会での実績が乏しくて、仕事もイマイチ成果が出ていない。また年齢が上がってるから転職(キャリアチェンジ)もしづらいと言っています。

大学院中退を迷っているなら、正直無理に博士課程を卒業する必要がないと思います。就職、転職でも不利になります。就職活動の仕方は、以下のページに書いてあるので、興味がある方は見てください。

専門性が深いことが、柔軟性がない人に見える

もしかしたら、これは企業の偏見かもしれませんが、博士号取得者は、専門性が深いだけあって、柔軟性の低い人にように見られます。大学院で研究している専門分野が企業の求めていることとあえば良いです。

しかし合わない場合は、大学院で研究してたことと違う仕事をしてもらわないといけません。就活の時は、企業に研究していた内容と違う仕事でも、柔軟に対応できるということを意識して伝えないといけません。

企業が新卒、既卒を採用する際に求職者に求めることは、成長意欲と年齢です。

理系の大学院生の立ち位置は、下の図で言うと、左側です。社会からしたら経験・スキルがない部類です。企業からすれば、ポテンシャルでの採用になります。

企業の採用活動と社会での立ち位置

ポテンシャル採用で重要な事は、「年齢が若い」「社会人として最低限必要な基礎的な能力がある」、「入社後に成長して会社に貢献できる人材になるという意欲がある」の3つです。

院卒で、研究が凄かろうが、修士・博士であろうが、研究や論文を書くプロセスの中で得た、経験や知識を使わなければ、ゼロから仕事を覚えないといけません。したがって、ポテンシャルでの採用になります。

会社に入って成長するかが重要で、ポテンシャルが同じような場合、学部卒と院卒のどちらを企業はとりたいと思いますか?
当然企業からしたら若い方をとりたいですよね。 給料も学年相応分安いし、早くから就活をしているので、学部生の方が意識が高いと思われるからです。

あなたが大学院の研究室で、研究している間にも、社会で仕事をしている人もいます。
当然、大学院に進んだことで企業の採用のハードルが上がり、企業側は当然、「長く学生を続けた分の付加価値」を求めます。その付加価値をつけられる自信がないなら早めに就活をしましょう。

未経験から出来る仕事もあるので、興味があれば探してください。
大学院に人とかは、頭が多い人とか多いですから、ITエンジニアとかが向いているんじゃないかと思います。

博士課程で大学院を辞めるメリットは、社会に早くでられることです。

大学院を辞めるメリットは、やはり社会に早く入ることが出来ることでしょう。
社会に入った後は、社会での経験が重要です。

以下の図は、労働政策研究・研修機構で行われた調査で、中途採用を実施する理由です。

大企業でも、中小企業でも中途採用する理由は、専門の分野の高度な知識やスキルを持つ人が欲しいからです。転職の市場では、業務経験の豊富さが重要で、資格や学歴は、大切では、ありません。

現時点では、転職を考えている人はいないと思いますが、社会に出て、環境に不満があった時に、環境を変えられるかどうかは、転職出来るだけの社会人経験があるかどうかです。

学生でいる時間と社会人でいる時間なら社会人でいる時間の方が長いので、社会に入ってもたくさんの選択肢を持ちたいなら早くに社会に出て、経験を積んだ方が良いでしょう。
就職も年齢が大切ですが、転職も年齢が大切です。

理系大学院を中退・退学すること自体は、悪いことではない。

大学院中退=「悪」だと思っていて、大学院に居続けようとする人がいます。親に学費も出してもらっていますからね。でもよく考えてください。大学院は、どうして通う必要があるのでしょう?どうして親は学費を出すのでしょう?

それは、大学院を通うことであなたの人生が豊かになると思っているからではないでしょうか?

もちろん理想は大学院に入ったのだから、研究室で研究して、論文を書いて、教授にも認められ、研究者や教授になるのが理想です。ただ「中退をしない」という目的のためだけに、大学院で時間を過ごすのは、あなたの人生にとって良いことではありません。

修士課程を修了し、博士課程に進んだ時のキャリアプランと、博士課程で研究を進めるうちに考え始めたキャリアが異なる場合、早いうちに大学院を退学することもありだと思います。

もしも中退にそんなに悪いイメージがあるなら、あなたのこれからの人生の取り組み方で、中退という意味を良いイメージに出来ればよいのではないでしょうか?

「大学院中退」を悪にするのも、最良の選択にするのもあなた次第です。しっかりとした大学院中退の理由と今後の目標をもてば、中退も就活も後悔しない選択ができます。

大学院を中退するなら、就職支援を頼むのが良いと思います。

大学院の博士課程を中退するなら早めに、中退した方が良いです。
その後の就職活動とかをどのようにすればよいか色々悩むと思います。そういった人は、就職支援を頼むと良いです。

エージェントに行けば、無料で就職支援をしてくれます。あなた専属の担当者が、求人紹介、書類、面接対策など企業に採用されるための全てのプロセスを無料でサポートしてくれます。

また既卒での就活では新卒就活とは、違い時期を待たなくても就活が出来ます。
既卒向けの転職エージェントの申し込めば、既卒の採用に前向きな企業だけが集まっているので就活がしやすくなります。

エージェントの利用の流れと使い方

就職エージェントの利用の流れ

①エージェントへの登録
②キャリアアドバイザーとの面談、求人提案
③企業への応募
④書類、面接選考
⑤内定&入社

という流れになっています。

エージェントを使うメリット① 就活で内定できる可能性が高い

転職エージェントを使うと、書類選考、企業の面接で不採用になった場合、エージェントの担当者から、不採用になった理由も知れますので、次の対策が取りやすいです。どう考えても就活の成功率が上がります。

エージェントを使うメリット② 大学院中退に寛容な求人が多い

大学院中退者や院卒にネガティブなイメージを持っている企業はあります。そういった企業には、どんなに準備して、応募しても残念ながら相手にされません。しかし大学院中退だから必ず不利という訳でなく、一度失敗して、挫折経験があるからこそ、それをバネにして頑張るのではないかと既卒に期待をしている企業もあります。

しかも既卒を採用している会社は、ブラック企業のようなランクが低い会社だけでなく、優良企業もあります。すごく良い製品やサービスを展開しているのに、CMをうっていないかったり、大衆向けでないビジネスをしているので会社の知名度は、低い。だから優良企業なのに既卒が欲しいという会社もあります。

おすすめなエージェントやエージェントの使い方は以下を参考にしてください。

大学院を中退した理由を企業の面接でどう言えば良い?

面接に落ちたら、人格を否定されたと思わないでください。

企業の面接に落ちると人格を否定された気がする人が多いと思いますが、それは違います。企業の採用担当者は、あらかじめ、明確にこういう人が欲しいというのがあり、その基準にあっているかを見ているだけです。

なので、企業の面接は、採用担当者からすると、履歴書などの書類を基に、求職者がどれほどの能力があるのか、どんな人柄なのかを正確に理解する場です。そして営業の方が商品を売るの同じように面接では、自分を売り込む必要があります。

あなたが、商品の良さが伝わらないと商品を買わないのと同じで、上手く企業の採用担当者に自分の良さが伝わらないと企業から採用されません。

面接でよくある失敗を紹介しておきます。

中退理由も企業が求めていることを言わないと採用されません。

企業の採用担当者が正社員の経験がない人を採用する際に、大切だと思っていることは、求職者が企業に入社した後、成長して、会社の利益に貢献する人になるかどうかです。

入社後に学べば身につくことは、会社が教えればよいと思っています。会社に入社する前までに最低限持っていないといけない能力や入社後に活躍したいという強い意欲があるかどうかが主に問われます。

大学院を中退した理由が自分にある場合、中退したことを反省して行動していると伝えてください。

企業にとっては、

  • あなたが入学した大学院をなぜ、中退してしまったのか
  • 今は、大学院中退に対してどう感じているのか
  • 今後どういうキャリアプランを持っているか
  • 大学院を中退した人を採用するメリットは何か

などはとても気になることです。既卒の就活の面接でも、恐らくかなり聞かれるところです。

理由は、企業に入っても途中で辞められたら困るからです。基本的に中退した人は、企業から好感を持たれないと思っていてください。

自分が原因で、大学院を中退してしまった人は、その理由を他責することなく正直に認め、その経験を反省して次の具体的な行動を起こしていると企業の面接で言えることかが重要です。
企業の採用担当者があなたの行動や話を聞いて、信頼し、納得しなければ、面接は通りません。

以上のように中退者が就職をする際には、就活のポイントがあります。そういったことを知るためには、就職支援を頼むと良いです。