大卒フリーターは、クズではないけど今のままだとやばいと思います。


大卒フリーターを1人作るのに多いと3000万円くらいはかかります。教育費で1番お金がかかるのは大学です。高卒と大卒では学歴の差があり、大卒は、雇用でもお金の面でも優遇されています。お金を出してまでも大学行かせてくれる両親からの期待を理解することも大切なことだと思います。

大卒フリーターが世間からクズだと言われる理由は、親が3000万円あなたに投資した結果、フリーターになっているからです。

もしかしたら大卒でフリーターをやっている人は、親からこんな子供に育てた覚えがないと言われたりする人もいるでしょう。その理由は、あなたにかけたお金が関係しています。

以下の数字は、ベネッセ教育情報サイトが子どもが生まれてから、大学に行って社会人になるまでにはいったいどのぐらいのお金がかかるか計算したものです。

あなたは安く見積もっても2500万円、高いと3000万円くらいお金をかけてもらっています。

引用 https://benesse.jp/kosodate/201509/20150910-2.html

内訳は養育費と教育費です。
養育費というのは、服とか食事代とかそういった類の生活にかかるお金です。 教育費は、主に小学校から大学までの学費です。

養育費は、生活に必要なお金なので誰でもある程度同じで、1680万円です。
しかし教育費は、国公立に行った人と私立に行った人では、かかるお金が全然違います。
幼稚園から大学まで国立だと1000万円、私立だと1500万円くらいのお金がかかり、約500万円も違います。

養育費1680万円と幼稚園から大学までの学費( 国立だと1000万円、私立だと1500万円くらい )を足すと約2500万円~3000万円になります。

中でも注目して欲しいのは、大学の教育費の割合です。大学の4年間にかかる教育費が幼稚園~高校にかかる教育費とほぼ同じです。4年行くだけで500万円~750万円かかります。

実際の数字も、あなたの両親に聞いてみてるのも良いでしょう。
では、なぜそんなにお金がかかる大学にあなたの両親は、入学させたのでしょう?

大卒と高卒では、大きな学歴の差があります。

以下は、学歴別の生涯賃金です。

引用  厚生労働省調査 平成30年賃金構造基本統計調査 

あなたは、高校までしか行けなかった人より親が500万円~750万円多く教育費をだしてもらっています。それは順調に育てば高卒の人よりも生涯、男女共に4000万円~5000万円多く得をすると思っているからです。

しかも大卒と高卒では、申し込める求人の量にも違いがあり、高卒の人は、大卒の人を羨ましく思っています。もちろん大学に行ったのは、本人の努力もありますが、18歳で大学に行くお金がない家庭は奨学金(借金)をして、大学に行こうかそれとも諦めようかとか考えているのです。そういった悩みなく、もしくは借金をすることなく大学に行ったのであれば、お金の部分で恵まれた環境で育ったと言えるでしょう。

あなたの両親はどうしてそういったことをしてくれたのでしょう?
それは、あなたが将来、生活に困らないようにするためではないでしょうか?
大卒の資格があれば、就活でも転職でも有利になるのでは、ないかと思ったからなのではないでしょうか?

フリーターになってアルバイトをする生活なら高卒でも出来ます。 500万円~750万円くらいのお金をあなたの両親は、あなたに出さなくても良いのです。そういったことを知らないで生活をしているから「大卒フリーター=クズ」といわれてしまうのです。

それでも私は、大卒のフリーターがクズだと思わない理由

大卒フリーターであったも若いのであれば十分挽回可能だと思っています。

実は、大卒のフリーターでも社会で成功している人はいます。
その中で有名なのがドンキホーテを創業した安田隆夫さんです。

学生時代、 安田隆夫さんは、キャンパスライフに馴染めず、大学よりもボクシングジムに通っていたそうです。 プロになりたいと頑張っていたそうですが、挫折して、大学の時に持っていた夢は、叶わなかったそうです。

大学を卒業してからは、小さな不動産会社に就職します。しかし、せっかく入社した会社もすぐさま倒産して、その後、大卒のフリーターになりました。しかし再就職も中々決まらず、アルバイト生活をし、だんだんふてくされ、しまいには、毎日毎日、麻雀に明け暮れて、家に帰るのでは朝という、自堕落な生活を送り続けたそうです。

そしてついには所持金がなくなり、年齢も20代も終わり。周囲の一般的な家族の姿を横目に、「このままではまずい」と真剣に考えるようになったそうです。いざ何かを始めようにも、専門知識、経験、資格、能力、人脈も、何もありませんでした。そこで考えたのが「雑貨店」です。

雑貨なら専門知識もいらないし、生活品であれば安ければ売れるだろうと考えました。ついでに言うなれば、近所の質屋でオヤジ一人が店番しているのを見て、「この程度ならオレでもできんだろ」と思ったそうです。 それがドンキーホーテになりました。

以上のように、大卒のフリーターでも社会で成功している人もいます。したがって、大卒のフリーターになったから、クズまでは思いません。それぞれに事情があると思うからです。この先あなたがどうするかが大切なのです。

ただフリーターの方が、いきなり起業は厳しいと思います。起業するにも、まずは就職して色んなことを学んでからの方が良いと思います。もちろん会社員のままでも家族を持ったりして、子供を育てたりすることも立派なことです。就職活動のやり方について詳しく知りたい方は、以下のページを見てください。

大卒のフリーターのままでは、さすがにやばいと思います。

正社員とフリーターでは、収入、雇用の安定度、社会的な信用度で違いがあります。

以下の図は、厚生労働省が平成29年に調査した雇用形態による賃金の違いです。

アルバイトの人は、10年後、20年後にも年収は、変わらないですが、正社員は、年収が倍くらいになっています。正社員だと年収が480万円くらいになってもフリーターを続けていたら240万円です。これはかなり大きな差だと思います。時給が倍になるのと同じですからね。

フリーターと正社員で年収が違う理由

フリーターの人は正社員と違い経験や高いスキルを求められることがありません。正社員として会社に入ったら3年は辞めるなと言われていますが、それは3年くらいはやらないと仕事に必要な経験・スキルが身につかないからです。

しかも正社員は、アルバイトと違って、仕事がたくさんできるようになっているのではなく、人を使って仕事をしています。若いころに身につけた経験と知識で適切な経営判断をくだし、部下を采配することで会社の利益あげ、収入を上げていますので、年齢が上がって、体力が衰えても大丈夫です。一方、正社員でない派遣社員・アルバイトの場合は例外を除き、部下がおらず、本人が仕事を頑張り続けなくてはいけません。

フリーターは、雇用の安定度合いも世間体も良くありません。

アルバイトは、有期雇用なので解雇することが簡単です。しかし正社員だと無期雇用なので、簡単に仕事を解雇されることはなく、生活が安定します。例え、解雇されるにも、雇用保険がついてお金がでます。倒産などで、辞めざるを得なくても、失業保険でお金が出ます。もしもの時にも安心です。 他にも正社員だとボーナス、退職金があったり、マイホーム購入時のローンが組めたりします。

また正社員は、アルバイトと違い、社会的にも認められています。フリーターだと社会の中で積み上げたものが正社員と比べて小さいので、社会から段々、相手にされなくなっていきます。 自分をさげすんだ目で見られたくない人は、アルバイトではなく、正社員になる日が来ると思います。

フリーターの末路がどのようになるか取材した記事があります。興味があればを参考にしてください。

フリーターを長く続けると就職出来る可能性が減ります。

フリーターの人は、時間と共に企業へ正社員として、採用される可能性は、どんどん減っています。
下記の図は、労働政策研究・研修機構(JILPT)で行われた第4回 若者ワークスタイル調査です。フリーターをいている期間と正社員へ転職した人の割合を調査した結果です。

男性、女性、共にフリーターの期間が長いとフリーターから正社員へ転職できる可能性がどんどん減っています。 フリーター歴が1年、4年過ぎたあたりから、正社員になれる人が減っています。

この理由は、企業の採用担当者は、あなたの年齢と経験、経歴を見ています。
企業は、フリーターの仕事を社会人としての経験とみなしていません。なので、企業がフリーターを正社員で採用する際には、新卒の採用と同じく、あなたが正社員へ転職したら成長して、企業の利益に貢献してくれるかを見ています。

企業が求めることが成長である以上、年齢が若いほど社会人(正社員)としての意識が高いと捉え、企業は歓迎します。したがって、フリーターが正社員の求人に応募するなら早くしたほうが良いです。

大卒フリ―タ―が、正社員として就職したいなら就職支援を頼りましょう。

無料で使える就職支援サービスがあります。それはエージェントです。

エージェントに登録すると、あなた専属の担当者が、あなたに合った求人の紹介、書類、面接対策まで、企業に採用されるための全てのプロセスを無料でサポートしてくれます。 就職活動を全くしたことがない人でも使えます。

エージェントを使うメリット① 就活で内定できる可能性が高い

求人サイトのように求人情報や採用情報だけを知れるのでなく、書類選考、企業の採用面接で不採用になった場合、エージェントの担当者から、不採用になった理由も知れますので、次の対策が取りやすいです。どう考えても就活の成功率が上がります。

エージェントを使うメリット② 研修つきのエージェントがある

エージェントの中にも、研修付きのエージェントがあります。希望する職種の経験が全くないと就職がしづらいです。しかし研修をうければ、未経験でもエンジニアや営業などの職種で、企業から採用していただける可能性があります。

エージェントの利用の流れ

就職エージェントの利用の流れ

①エージェントへの登録、エージェントからの連絡
②キャリアコンサルトとの面談、求人の提案
(研修サービス付きの場合) ここで研修があります。 
③企業への応募
④書類選考、企業の面接
⑤内定&入社

になっています。

詳しくは、以下のページを見てください。

大卒フリーターは、いますぐ就活しないとやばいです。

大卒フリーターの応募を受け付ける企業の数は、時間と共にどんどん減っていきます。

厚生労働省が行った、労働経済動向調査では、既卒者の採用に年齢制限をしている会社に、既卒何年目まで採用しているか?という問いにの答えが以下のデータです。

そもそも既卒の応募を受け入れる会社は、新卒を募集している会社の40%くらいです。
その中の企業でも大学を卒業した後、1年たてば、21%の企業が応募すら受け付けない状態になります。3年を越えれば、7%のみになります。

企業は、年齢で人を採用するか判断しています。
理由は、新卒、既卒は、ポテンシャルでの採用だからです。

正直、アルバイトの仕事は、業務の経験がなくても出来るようなものが多いです。
正社員とフリーターでは、仕事の責任の重さ、難しさは全然違います。
会社側も大学を卒業したばかりの新卒者、既卒者を1人前の正社員に育つように、大きな投資をします。

会社の重要な仕事、スキルアップしそうな仕事、やりがい、達成感のある仕事は、優先して正社員に割り当てられます。そして社会人、業務の専門家として、必要な知識、経験になる研修や講習も優先して社員が受けます。

このように企業が新卒者や既卒者に求めていることは、今までの経験ではなく、成長意欲なのです。成長意欲は、年齢に関わらず誰でも持つことが出来ます。将来、会社の利益に貢献する可能性が同じくらいの人が、いたら若い人を採用したいと思います。

したがって年齢を重ねれば重ねるほどフリーターが正社員へ就職するのは不利になっていきます。正社員になりないなら、早めに就活をするように心がけましょう。